名称:「美術館堆肥化宣言」青森県立美術館
会期:2024年2月10日(土)-6月23日(日)
休館日:毎月第2・第4月曜(この日が祝日の場合はその翌日)および2月26-28日、3月18-19日、5月14-15日
会場:青森県立美術館展示室N,O,P,Q,M,L,J,I,Hほか
観覧料:(1)[4/12まで] 一般510(410)円、高大生300(240)円、小中学生100(80)円
(2)[4/13から]一般900(700)円、高大生500(400)円、小中学生100(80)円
※4/13以降はAOMORI GOKAN アートフェス 2024との連動にともない料金が変更となります
※( )は20名以上の団体料金および4/13以降AOMORI GOKAN アートフェス 2024 公式ガイドブック特典「スタンプラリー&パスポート」提示割引料金
住所:〒038-002青森県青森市安田字近野185
TEL:017-783-3000
URL:青森県立美術館
コレクション展内特別展示として、2021-23年の美術館アートプロジェクト事業「美術館堆肥化計画」成果を総合的に紹介する展覧会「美術館堆肥化宣言」を開催します。
県立美術館が地域の文化を「肥やす」べく、アーティストらとの協働のもと県内各地の魅力を発掘・発信した「美術館堆肥化計画」。その成果を7つの宣言(章)をもとに示す本展ではアーティストに加え、事業の中で出会った福祉や地域振興、博物館構想といった自分なりのやり方で地域を耕す人びとを「堆肥者」として一律に捉え、彼らの実践の「いま」を館コレクションや関連企画を交えて紹介します。本来的に美術館をはみ出す堆肥者の集まった本展は、全てを芸術に紐づける美術館を、人が他者とのつながりのもと現実世界を生き抜く力を養う資本に満ちた空間として、地域の中でフェアに使いなおすことを試みるものです。
混迷の現在にあって美術館もまた乱調にあり。すべての過去を再生し得るこの場所で、頼りとすべきはミミズの営み。雌雄の別なく地にみち、己の糞で土を肥やす彼らの生を、我らのそれになじませよ。本展でもって生の回復と予祝の力場と化した美術館は、ここに自らの「生の下支え構造(リビング・インフラ)」への転化・拡充を宣言する。やるなら今しかねぇ。軒を借りて母屋をのっとれ。Just do it now!
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