名称:開館15周年記念コレクション展「明日への出発」BBプラザ美術館
会期:2024年5月14日(火)〜7月15日(月)
会場:BBプラザ美術館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般400円(320円) / 大学生以下無料
65歳以上の方、障がいのある方とその付添いの方1名は半額
※( )内は20名以上の団体料金
※ 7月7日(日)は開館記念日のため入館無料
※ 7月9日(火)はひょうごプレミアム芸術デーのため入館無料
休館日:月曜日 (祝休日の場合は翌日)
※前期 7月15日(月・祝)開館
※後期 9月16日(月・祝)、9月23日(月・休)開館
主催:BBプラザ美術館・株式会社シマブンコーポレーション
後援:神戸市・神戸市教育委員会・朝日新聞神戸総局・京都新聞・神戸新聞社・産経新聞社神戸総局・毎日新聞神戸支局・読売新聞神戸総局・サンテレビジョン・ラジオ関西
住所:〒657-0845兵庫県神戸市灘区岩屋中町4-2-7 BBプラザ2F
TEL:078-802-9286
URL:BBプラザ美術館
2009年に神戸に開館したBBプラザ美術館は、2024年7月に15周年を迎えます。当館コレクションは近現代の日本・フランスの作品で形成しています。この度、前期・後期の2回にわたり、コレクションから関西ゆかりの作家とエコール・ド・パリを核としたフランスの作家を紹介します。
前期は、関西(兵庫・大阪・京都)を中心に活躍した作家を精選し、洋画から日本画、彫刻、陶芸作品まで多彩な世界を展観します。兵庫を代表する画家のひとりである小磯良平、大阪で結成されたデモクラ―ト美術家協会で活躍した泉茂や山中嘉一、京都に生まれ前衛陶芸を探究する三代宮永東山ら、関西を舞台に交差と交感を繰り広げた作家たちの歩みをお楽しみください。
後期で紹介するマリー・ローランサンやマルク・シャガールらは、エコール・ド・パリ(パリ派)と称され、パリで一時代を画した作家たちです。特定の思想や様式を持ちませんでしたが、共通するのは自らのスタイルを追求し、心を注ぎつづけた姿勢でしょう。フォーヴィスム(野獣派)のモーリス・ド・ヴラマンクやアンドレ・ドラン、パリでパブロ・ピカソらと交流したサルバドール・ダリなど、彼らの作品をとおし19世紀から20世紀にかけて生まれた美の潮流とその背景にある物語を辿ります。
既成の領域にとらわれることなく、国や時代を超えて活躍した作家たち同様、美術館でもこれからますます広い視野を持つ展開が待望されます。本展を、地域に根ざすBBプラザ美術館の明日への出発となる新たな一歩としたいと考えています。昨日から今日、そして明日へと移る彼らの眼差しと生きてきた時間の一片に触れることで、私たちもまたアートの旅人となり得るのではないでしょうか。
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