「ふたり 矢部太郎展」PLAY! MUSEUM

「ふたり 矢部太郎展」メインビジュアル ©︎Taro Yabe

名称:「ふたり 矢部太郎展」PLAY! MUSEUM
会期:2024年4月24日(水)〜2024年7月7日(日)
会場:PLAY! MUSEUM
開館時間:10:00 〜 17:00
   土曜日・日曜日・祝日は18:00まで
入場料:一般 1800円、 大学生 1200円、 高校生 1000円、中学生・小学生 600円
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
TEL:042-518-9625
URL:プレイ ミュージアム

お笑い芸⼈のカラテカ⽮部太郎は漫画家でもあります。借家の1階に同居する大家さんとの日常をやわらかなユーモアで描いたデビュー作『⼤家さんと僕』(2017年、新潮社)は幅広い世代の支持を集め、シリーズ累計120万部を超え、⼿塚治⾍⽂化賞短編賞を受賞しました。大家さんと矢部さん、お父さんと矢部さんなど、矢部作品は人間関係の機微、とりわけ人と人の「ふたり」の関係を丁寧に描き出し、「ありのまま生きる」ことを肯定します。芸人ならではの観察眼とユーモアをもって、頼りない線で作為なく生み出された絵と言葉の小さな物語は、困難な現代社会を生きる私たちの笑いと涙を誘い、じんわりとしみわたります。
展覧会は、『大家さんと僕』から『ぼくのお父さん』(いずれも新潮社)、『楽屋のトナくん』(講談社)、話題作『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)、最新作『プレゼントと僕』(新潮社)までを、漫画のページをめくる読書体験とは異なる手法で丁寧にたどります。そのほか、『ぼくのお父さん』でも描かれた絵本作家の父・やべみつのりが監修するワークショップ「巨大な宇宙船」の完成品展示、作中に登場するシーンを映像やアニメーションで上映するなど、物語に入り込む工夫を凝らします。 さらに、本展のために特別に描き下ろした『大家さんと僕』のアクリル画約100点も初公開します。会場全体に広がる矢部の温かなまなざしを感じ、ぽかぽかした気持ちになれる展覧会です。

「ふたり 矢部太郎展」メインビジュアル ©︎Taro Yabe
「ふたり 矢部太郎展」メインビジュアル ©︎Taro Yabe

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