「『シュルレアリスム宣言』100年シュルレアリスムと日本」三重県立美術館

「『シュルレアリスム宣言』100年シュルレアリスムと日本」三重県立美術館

名称:「『シュルレアリスム宣言』100年シュルレアリスムと日本」三重県立美術館
会期:2024年4月27日(土)~6月30日(日)
休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
観覧料:一般1,000(800)円 学生[大学・各種専門学校等]800(600)円
   高校生以下無料
   括弧内は前売および20名以上の団体割引料金
   この料金で、2階常設展示室「美術館のコレクション」、柳原義達記念館もご覧いただけます。
   生徒・学生の方は生徒手帳、学生証等をご提示ください。
   障害者手帳等(アプリ含む)をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
   教育活動の一環として県内学校(小・中・高・特別支援)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
   毎月第3日曜日の「家庭の日」(5月19日、6月16日)は団体割引料金でご覧いただけます。
   主な前売券販売所:チケットぴあ、ファミリーマート、セブン‐イレブン等
会場:1階企画展示室第1~4室
主催:三重県立美術館、中日新聞社
協力:京都府京都文化博物館、板橋区立美術館
助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団、公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
住所:〒514-0007三重県津市大谷町11
TEL:059-227-2100
URL:三重県立美術館

浅原清隆《多感な地上》1939 年 東京国立近代美術館
浅原清隆《多感な地上》1939 年 東京国立近代美術館

 今から百年前の1924年、フランスの詩人、アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表し、現代文化に幅広い影響をおよぼした20世紀最大の芸術運動、シュルレアリスムが創始されました。人間の無意識や驚異の美を探求し、精神の自由と解放をめざしたこの運動は、やがて各国に広がります。
 日本でも1920年代末から古賀春江(こがはるえ)や福沢一郎(ふくざわいちろう)らがシュルレアリスムを導入し、30年代にはシュルレアリスムの絵画表現が盛り上がります。三岸好太郎(みぎしこうたろう)、北脇昇(きたわきのぼる)、靉光(あいみつ)、岡本太郎(おかもとたろう)らが注目すべき創作を行い、画学生たちは前衛グループを結成して美術界の新しい勢力となりました。しかし、まもなく日本の軍国主義はこの運動を弾圧し、戦争で多くの画家の命が奪われ、散逸、焼失した作品も少なくありません。
 この展覧会では、昭和戦前期における日本のシュルレアリスム表現を、現存する絵画、デッサン、写真など約90作家の作品および資料、総計約200点によって約30年ぶりに大規模に紹介します。

北脇昇《独活》1937年 東京国立近代美術館
北脇昇《独活》1937年 東京国立近代美術館

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