名称:「明石竜太郎展『碧』」日本橋三越本店
会期:2024年5月1日(水) ~ 2024年5月7日(火)
会場:6階美術 工芸サロン 最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店
日本橋三越本店では明石竜太郎氏の初個展を開催いたします。
明石氏は器、オブジェ、照明など多彩で豊かな作風の人物として知られています。学生の頃、陶芸家の加藤作助氏、鯉江良二氏、栄木正敏氏と出会った事をきっかけに陶芸の研鑽をはじめ、様々な伝統技法を身に着けました。盤石な伝統技法に巧みに独自の技法を調和させ、装飾性に富んだ黒泥土作品や、白磁の精緻で凛とした作品など、1人の作家が作り出したとは思えぬほどの幅広い表現力で展示毎に新鮮な驚きをもたらしてきました。明石氏は「生きている陶芸」を作りたいと語ります。本展では日々の試行の成果である新作「畝(うねり)」をはじめとした、バラエティー豊かな約40点を一堂にご紹介いたします。
息をのむような動勢のダイナミズム、陶土に刻まれた優美な曲線、芯に宿る原始的な生命感など、筆舌では語りつくせぬ魅力をぜひ会場でお楽しみください。
日本橋三越本店
命ある形を産み出したい。今、生きている動物、植物、それらを取り巻く自然環境をよく観察していると作りたい形や、紋様が浮かび上がってきます。形を粘土で作り上げ、焼いた後、プラチナや金を作品に刷り込み、剥ぎ取り、また焼く。何度もその工程を踏んでいくことで、時間を感じさせる青錆や、石苔、何年も海に眠っていたような質感に近付いてくれる。陶芸は私にとって神秘であり、挑戦心を借り立たせます。そういった想いで作られた、陶彫刻、器の展示、ぜひ御高覧ください。
明石竜太郎
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