名称:田上真也 「殻リミ空舞フ」京都 蔦屋書店
会期:2024年5月2日(木)〜2024年5月19日(日)
開館時間:10:00 〜 20:00
最終日は17:00まで
入場料:無料
会場:京都 蔦屋書店
住所:〒600-8002 京都府京都市下京区御旅町35 京都髙島屋S.C. 5・6F
TEL:075-606-4525
URL:京都 蔦屋書店
陶芸家・田上真也は1976年京都府生まれ。大学卒業後は社会人として働く一方で、新たに京都嵯峨芸術大学短期大学部美術学科陶芸コースで学び、2003年に卒業しました。以降2017年まで同大学の講師を務め、現在も京都にて制作を行っています。
田上は信楽の土を手びねりで造形し、青の釉薬を使って焼き上げています。「殻(から)」というテーマのもと、立体作品のなかに、からっぽの「空」、卵の「殻」、そして生命の誕生の源である海の青、空の青など、多様な意味を絡ませています。白い釉薬で装飾され、掻きおとしの技法を使い、中心から放射状に広がるように線が入っており、空洞のある形状は「内側」と「外側」の関係や、卵の殻から生まれ出るようなエネルギーも感じさせます。
国内では2023年、京都市京セラ美術館で開催された、柔軟な発想でめざましい活動を展開する作家を紹介した展覧会「跳躍するつくり手たち」への出展で注目されたほか、これまで国外でも高い評価を受けています。
本展のタイトル「殻リミ空舞フ(カラリミソラマフ)」は、作品の数々が「み空にむかい軽やかに舞い踊る存在に」という想いを文字に纏わせたといいます。期間中は新たに制作した大作や、生活に取り入れることもできる器などの小作品を含め、約30点を展示します。
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