「受贈記念 高瀨正義コレクション 兵庫のやきもの探訪-五国の窯場を巡る-」兵庫陶芸美術館

「受贈記念 高瀨正義コレクション 兵庫のやきもの探訪-五国の窯場を巡る-」兵庫陶芸美術館

名称:「受贈記念 高瀨正義コレクション 兵庫のやきもの探訪-五国の窯場を巡る-」兵庫陶芸美術館
会期:2024年6月8日(土)~ 8月25日(日)
会場:兵庫陶芸美術館
休館日:月曜日
   *ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振休)は開館し、7月16日(火)、8月13日(火)は休館
観覧料:一般=600(500)円
    大学生=500(400)円
    高校生以下=無料
    ( )内は20名以上の団体割引料金です。
    70歳以上の方は半額になります。
    障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。
主催:兵庫陶芸美術館 神戸新聞社
後援:兵庫県 兵庫県教育委員会 丹波篠山市 丹波篠山市教育委員会 丹波市 丹波市教育委員会 公益財団法人 兵庫県芸術文化協会 公益財団法人 兵庫県国際交流協会
協力:丹波立杭陶磁器協同組合
住所:〒669-2135兵庫県篠山市今田町上立杭4
TEL:079-597-3961
URL:兵庫陶芸美術館

摂津 神戸絵付(湊光) 《色絵金彩風景図皿》 昭和時代(20世紀)
摂津 神戸絵付(湊光) 《色絵金彩風景図皿》 昭和時代(20世紀)

 兵庫県加西市に生まれた高瀨正義氏(1940~)は、サツキ盆栽を楽しむために昭和34年(1959)から華道御室宮容真御流(おむろみやようしんごりゅう)を学び、また、茶道もたしなむ中で、やきものに関心をもつようになりました。同年、神戸市で入手した丹波焼の壺を契機として、以後、兵庫県のやきものに魅せられ、約65年にわたる歳月をかけて丹波、摂津、但馬、播磨、淡路からなる兵庫五国の窯場を網羅すべく積極的に作品を収集しました。
 氏のコレクションは、江戸時代後期に窯業を開始した三田焼(三田市)や珉平焼(南あわじ市)に加え、昭和時代まで生産した打出焼(芦屋市)や神戸絵付(神戸市)、篠山焼(丹波篠山市)など、近現代の作品を中心にしています。氏は、馴染みの古美術店や各地で開催される陶器市に足を運び、花器や茶器、食器など多種多様なやきものを幅広く収集し、コレクションを充実させてきました。
 兵庫陶芸美術館では、令和2年(2020)から令和5年(2023)に氏のコレクション82件を受贈しました。これを記念して、特別展「受贈記念 高瀨正義コレクション 兵庫のやきもの探訪-五国の窯場を巡る-」を開催し、氏が独自の審美眼で蒐集した作品を広く紹介するとともに県内各地で生み出された変化に富んだやきものに親しんでいただきます。

淡路 珉平(淡陶社) 《色絵牡丹孔雀図台鉢》 明治時代~昭和時代(19世紀後半~20世紀)
淡路 珉平(淡陶社) 《色絵牡丹孔雀図台鉢》 明治時代~昭和時代(19世紀後半~20世紀)
丹波 王地山 《染付芙蓉手花鳥文皿》 江戸時代後期(19世紀)
丹波 王地山 《染付芙蓉手花鳥文皿》 江戸時代後期(19世紀)
但馬 出石(盈進社) 《白磁貼花山水図急須》 明治時代(19世紀後半)
但馬 出石(盈進社) 《白磁貼花山水図急須》 明治時代(19世紀後半)
播磨 鴨脚 《貼花山水図水注》 明治時代(19世紀後半~20世紀前半)
播磨 鴨脚 《貼花山水図水注》 明治時代(19世紀後半~20世紀前半)
摂津 琴浦(初代和田桐山) 《色絵金襴手牡丹唐草文瓢形花瓶》 大正時代後期~昭和時代前期(20世紀前半)
摂津 琴浦(初代和田桐山) 《色絵金襴手牡丹唐草文瓢形花瓶》 大正時代後期~昭和時代前期(20世紀前半)

※所蔵はすべて兵庫陶芸美術館(高瀨正義コレクション)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る