第8回特別展示「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」国立アイヌ民族博物館

第8回特別展示「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」国立アイヌ民族博物館

名称:第8回特別展示「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」国立アイヌ民族博物館
会期:2024年6月29日(土)〜8月25日(日)
会場:国立アイヌ民族博物館
開館時間:~7月19日 9:00~18:00
     7月20日~8月25日 9:00~20:00
料金:民族共生象徴空間(ウポポイ)入場料[税込]
   大人 1,200円(960円)/年間パスポート 2,000円
   高校生 600円(480円)/年間パスポート 1,000円
   特別展示観覧料[税込]
   大人300円(240円)
   高校生200円(160円)
   国立アイヌ民族博物館の基本展示室の観覧料は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の入場料金に含まれます。
   中学生以下 無料
   ※( )は20名以上の団体料金。
   ※障害者とその介護者各1名は無料です。入園の際に証明書等をご提示ください。
休館日:月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) 7月8日(月)、7月9日(火)、7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)、8月13日(火)は開館
住所:〒059-0902北海道白老郡白老町若草町2丁目3 ウポポイ(民族共生象徴空間)内
TEL:0144-82-3914
URL:国立アイヌ民族博物館

今、北海道を代表する木彫家、藤戸竹喜(ふじとたけき、1934-2018)の驚異的な仕事に熱い眼差しが注がれています。
藤戸竹喜は、北海道の美幌町に生まれ、少年期を木彫り熊の職人で賑わう旭川市近文で過ごしました。熊彫りの名工として知られた父・竹夫のもと、12歳から熊彫りを始め、15歳には、一人前の職人として木彫り熊を店頭で彫り始めました。以来一貫して木彫制作に取り組み、1964年、30歳で北海道釧路市阿寒湖畔に民芸品店「熊の家」とアトリエを構えて独立。アイヌ民族の伝統的な彫りの技を受け継ぎながら、熊、狼、狐やシャチ、ラッコ、エビ・カニなど北に生きる動物たちや、先人たちの威厳あふれる肖像彫刻へと作域を広げ、独自の芸術世界を創造しました。
生命あるものへの深い愛情に根ざした生気あふれる表現は、国内外から高く評価され、2015年に北海道文化賞受賞、2016年には文化庁から地域文化功労者として表彰されています。
本展では、藤戸竹喜の仕事の全容を、初期から晩年に至る代表作約90点によって紹介するとともに、藤戸竹喜が受け継ぎ、収集したアイヌコレクションをあわせて紹介します。

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