滋賀県長浜市の観音さま「高月町落川 浄光寺 十一面観音立像」東京長浜観音堂

滋賀県長浜市の観音さま「高月町落川 浄光寺 十一面観音立像」東京長浜観音堂

名称:滋賀県長浜市の観音さま「高月町落川 浄光寺 十一面観音立像」東京長浜観音堂
会期:2024年5月13日(月)〜6月16日(日)
会場:東京長浜観音堂
開館時間:10:00~18:00
料金:無料
休館日:月曜日
住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-21  八重洲セントラルビル4階西
TEL:080-1620-2090
URL:東京長浜観音堂

滋賀県長浜市の観音さま「高月町落川 浄光寺 十一面観音立像」東京長浜観音堂
滋賀県長浜市の観音さま「高月町落川 浄光寺 十一面観音立像」東京長浜観音堂

「観音の里」と呼ばれる滋賀県長浜市からホトケさまをお招きしております。
令和6年度第一回会期 5月18日~6月16日には、高月町落川の浄光寺の十一面観音さまとお堂にともに安置されている薬師如来像、阿弥陀如来像をお招きします。
 本尊十一面観音は、頭上に化仏と十一面をいただき、左手には蓮華をさした水瓶を持つ。彩色は、肉身部には肌色を塗り、眉・目・髭を墨で書き入れ、唇には朱をさす。衣部は極彩色にあらわし、各種文様で飾る。頭上の十一面もこれに倣ってそれぞれ彩色を施す。
 3躯とも地方仏的色彩が濃く、多くの共通性がある。まず顔は面長でやや四角張り、目鼻の彫りは比較的浅くやや偏平的な印象がある。また高く張った肩、長方形に近い胴長の体型、抑揚に欠ける肉体表現など、その表現に共通点は多い。同じ仏師かあるいは同系統の仏師(湖北地方で活動した仏師か)による同時期頃の作と考えられ、その構造・技法・表現などから制作時期は室町時代の頃かと考えられる。

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