「レガシー ―美を受け継ぐモディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ」松岡美術館

「レガシー ―美を受け継ぐモディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ」松岡美術館

名称:「レガシー ―美を受け継ぐモディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ」松岡美術館
会期:2024年6月18日(火)~2024年10月13日(日)
会場:松岡美術館
時間:10:00〜17:00 毎月第1金曜日 10:00~19:00
   (入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日   
   祝日の場合は翌平日
観覧料:一般 1,200円
   25歳以下 500円
   高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料
住所:東京都港区白金台5-12-6
TEL:03-5449-0251
URL:松岡美術館

アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916-17年頃 油彩・カンヴァス
アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916-17年頃 油彩・カンヴァス

20世紀初頭、フランス国内外の芸術家が集い、国際的な芸術の中心地となっていたパリでは、数々の造形的実験が試みられました。従来の規範を逸脱していった彼らの多くは、時代や場所を越えて表現の可能性を模索し、押し拡げ、次の世代へと繋ぎました。
本展では、松岡美術館のコレクションから総勢20名を超える作家たちの作品を紹介します。パリに集った多くの異邦人からなるエコール・ド・パリ、前衛的な表現を探求したフォーヴィスムやキュビスム、シュルレアリスム、そして日本からパリに渡った作家たちの多彩な表現をご覧ください。
さまざまな造形的実験をご紹介
1900年代はじめのパリでは、従来の規範を超えていこうとする芸術家たちが、さまざまな造形的実験を試みました。彼らは、自分たちの先達だけでなく、西洋の外側の文化を、時代を越えて参照しました。また、芸術の都といわれたパリには、世界各地からアーティストたちが集います。当時のパリでは、国境、そして時代を越えて文化の交流が起こり、多様な表現が生まれました。本展は、松岡美術館のコレクションから総勢20名を超える作家たちの作品を一堂に会し、彼らの制作動機に迫ります。過去から未来へと受け継がれていったさまざまな「レガシー」を感じ取っていただければ幸いです。
◆ 同時開催・通年企画
同時開催「唐三彩 ―古代中国のフィギュア―」
唐時代には、唐三彩俑や加彩俑といった、カラフルで生命力に溢れる造形のフィギュアをお墓に入れる風習がありました。これは古代中国で、死後に新たな暮らしが始まると考えられていたためで、セカンドライフのお供として従者や馬、駱駝、牛などのフィギュアをお墓に入れたのでした。今回は三彩馬をはじめとする唐三彩や加彩のフィギュアを展示し、その魅力に迫ります。

マリー・ローランサン《若い女》1937年 油彩・カンヴァス
マリー・ローランサン《若い女》1937年 油彩・カンヴァス
ラウル・デュフィ《信号所》1924年 油彩・カンヴァス
ラウル・デュフィ《信号所》1924年 油彩・カンヴァス
モイーズ・キスリング《シルヴィー嬢》1927年 油彩・カンヴァス
モイーズ・キスリング《シルヴィー嬢》1927年 油彩・カンヴァス
モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃 油彩・カンヴァス
モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃 油彩・カンヴァス
エドゥアール・ヴュイヤール《ウジェーヌ・フレシネ夫人の肖像(習作)》1933~1934年 泥絵具・紙・カンヴァス
エドゥアール・ヴュイヤール《ウジェーヌ・フレシネ夫人の肖像(習作)》1933~1934年 泥絵具・紙・カンヴァス
三彩馬 唐時代
三彩馬 唐時代
三彩駱駝 唐時代
三彩駱駝 唐時代
三彩騎馬人物 唐時代
三彩騎馬人物 唐時代
藍彩侍女 唐時代
藍彩侍女 唐時代
ホルス エジプト 末期王朝時代 第26王朝 紀元前664-紀元前525年頃
ホルス エジプト 末期王朝時代 第26王朝 紀元前664-紀元前525年頃
バステト女神 エジプト 末期王朝時代 紀元前664-紀元前332年頃
バステト女神 エジプト 末期王朝時代 紀元前664-紀元前332年頃
ポール・シニャック《オレンジを積んだ船、マルセイユ》1923年 油彩・カンヴァス
ポール・シニャック《オレンジを積んだ船、マルセイユ》1923年 油彩・カンヴァス

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  3. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
ページ上部へ戻る