「工藤茂喜展 ーへぎの仕事ー」日本橋高島屋S.C.(本館)

へぎ花器「Vessel I」(べセル ワン) 50 × 260 × 16cm

名称:「工藤茂喜展 ーへぎの仕事ー」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年6月12日(水)→24日(月)
会場:本館6階 美術画廊
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

工藤氏は1958年東京都生まれ。木の木口に堤を入れ木目に沿って割り割く「へぎ」という古代からの技法を用いた作品が代表作。木目に沿って割り裂くため、同じ表情のものは二つと制作できないという、自然界が持つ力の面白さが何より魅力の技法といえる。その技法に基づいて木曾の檜材それぞれの個性と対話しながら、慎重に割き、割き戻し、漆を用いて、通常では目にできない木の中に潜む美しさを最大限に高めた作品は工藤氏ならでは。ぴたっと吸い付く重ね皿、一木から生みだされる蓋物、木の中身を刳り抜いて造る酒器や花器などを発表。

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