福田周平 「外部性の断片」229 GALLERY

福田周平 「外部性の断片」229 GALLERY

名称:福田周平 「外部性の断片」229 GALLERY
会期:2024年6月15日(土)〜2024年6月30日(日)
会場:229 GALLERY
開館時間:12:00 〜 20:00
   火曜日・水曜日・木曜日は12:00〜19:00
   最終日は18:00まで
オープニングパーティー:2024年6月15日(土) 18:00 から 22:00 まで
入場料:1ドリンクオーダー制
住所:〒110-0016 東京都台東区台東4-24-2 B1F
TEL:03-3265-7061
URL:229 GALLERY

このたび弊ギャラリーにて、福田周平による展示「外部性の断片」を、6月15日(土)より開催いたします。
福田は、作品のまわりに広がる「連続的な空間」にも、対象化され認識される以前の無限に広がる「場」の存在を見いだし、素材性を帯びて還元される作品群を提示します。そこでは、作品は「場」と時間的、空間的、物質的に連続性を帯びた関係性の中に解き放たれ、変容する様を見せます。
主体と客体の関係性を予見させる、見るという行為ではなく、自己同一的な「客体」と「出来事」の相補的な関係性の中で見るという行為を捉えた時、観者は作品と自身とに連続的に広がる空間を見つめ始めるでしょう。
また本展では、初の試みとして、美術印刷を手がけるサンエムカラーとのコラボ作品も展示いたします。複製技術として美術のコンテクストでは敬遠されてきた印刷技術をひとつの技法として捉えることを試みます。福田がこれまで実践してきた日本の伝統的な技法と最新の印刷技術が織りなす化学反応は、複製技術が美術のコンテクストの中で持つスタンスへの挑戦でもあります。
福田の作品が提示する、鑑賞と技術への新たな視座の可能性をこの機会にぜひご高覧ください。

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