「榎並和春 絵画展―日々賛々―」阪急うめだ本店

「ローマの松」(F8)

名称:「榎並和春 絵画展―日々賛々―」阪急うめだ本店
会期:2024年7月24日(水)〜 30日(火)
会場:7階 美術画廊
開館時間:10:00 〜 20:00
入場料:無料
住所:〒530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号
TEL: 06-6361-1381
URL:阪急うめだ本店

日々賛々
昔ジャニス・イアンの「17才の頃」という歌があったのを覚えていますか。17、8歳の不安定な年頃のことを、ささやくように唄って一世を風靡しました。10代の生まれたばかりの精神は儚げで繊細で美しくもあります。確かに私にもそんな頃があった気がします。しかし、時間というのは相対的なもので、この歳になると10年は昨日のことのように、一生は瞬く間に過ぎてしまいます。人はいつまでたっても迷うことばかりです。歳をとっても何も解決していない事実に唖然とするばかりです。不安定な年頃とは、かえって老いた今のことかもしれません。人は生きてきたように老いて行くといいます。これは誰も避けることが出来ない事実のようです。そうであるなら、残された日々を楽しく生きて行くしかありません。今回も祈りにも似た、なにげない日々の賛歌を歌おうと思います。ご来廊をこころよりお待ちしております。
榎並和春
1952年、兵庫県に生まれる。
1981年、山梨大学教育学部美術科 卒業。
1992年、第一回小磯良平大賞展 入選(小磯記念館・兵庫)。山梨県新人選抜展大賞 受賞(山梨県立美術館)。
1993年、国画会展新人賞 受賞(’96同奨励賞 受賞・’07会員推挙、東京都美術館)。印象・神戸絵画展大賞 受賞(神戸市立博物館)。
1994年、昭和会展 招待(’95)(日動画廊・銀座)。
1995年、イタリアを中心に1年間海外で研修(大木記念財団海外研修奨学金にて)。
1997年、以降各地で個展を中心に発表。
2007年、阪急うめだ本店で個展開催(’09・’11・’14・’16・’18・’20・’22)。
パブリックコレクション(山梨県立美術館・山梨県立大学・山梨英和大学・山梨県文化課・神戸市文化課・イタリア・ナルニ市役所)。

「ローマの松」(F8)
「ローマの松」(F8)

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