名称:「石田尚志 絵と窓の間」神奈川県立近代美術館 葉山館
会期:2024年7月13日(土)~2024年9月28日(土)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
※7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く
観覧料:一般 1,200(1,100円)
20歳未満・学生 1,050(950円)
65歳以上 600円
高校生 100円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下の方と障害者手帳等、ミライロIDをご提示の方および介助者原則1名は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日毎月第1日曜日:8月4日、9月1日は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金65歳以上の方を除くで観覧できます。なお、同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も遠慮なくご覧ください
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
TEL:046-875-2800
URL:神奈川県立近代美術館 葉山
石田尚志は、自らが描く絵画を連続的に撮影する手法で制作した映像作品により1990年代から国内外で評価されてきました。
時間芸術への窓ともいえる「映像」、その画面には、生成と変容を続ける絵画、場の光や闇がもたらす空間の質的な変化、そして画家の思考の軌跡が残されています。映像と空間、あるいは立体造形とともに構成されるインスタレーションへの展開を経て、近年の石田は10代以来となるカンヴァスに絵筆を走らせ、空間と時間を“静止した平面”に描き表すことに再び取り組んでいます。2015年以来の大規模な個展となる本展では、代表作と新作を中心に初公開の作品も多く紹介し、石田尚志の仕事を再考します。
展覧会の見どころ
10代から最新作まで、石田尚志の「絵画」を再考する
独学で油彩画を始め、映像制作や映像を含む空間インスタレーションの作品を経て、2010年代末から再びカンヴァスに向かっている石田尚志。10代前半の油彩画、近年の展開を啓いた2019年の《弧上の光》、さらに最新作の油彩画を通じて、「画家」としての石田を再考します。また、40メートルのロール紙に描かれ、石田作品の特徴のひとつ「絵巻」の原点となる貴重な初期作《絵馬》(1990年)を初公開します。
葉山の自然と呼応する新作と旧作
一色海岸に臨む、外光を採り入れた展示室で新作が公開制作されます。また、青森から沖縄まで、これまで各地の自然と呼応して制作された主要な作品が再構成されます。本展会期中に生成されるサイト・スペシフィックな作品は必見です。
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