名称:伊藤存 + エレナ・トゥタッチコワ 「湖といえば、泳ぐ電子の軌跡」MtK Contemporary Art
会期:2024年7月15日(月)〜2024年8月3日(土)
会場:MtK Contemporary Art
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:日曜日
オープニングパーティー:2024年7月15日(月) 16:00 から 18:30 まで
入場料:無料
住所:〒606-8334 京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
URL:MtK Contemporary Art
MtK Contemporary Artでは、7月15日(月・祝)より8月3日(土)にかけて、伊藤存、エレナ・トゥタッチコワによる展覧会「湖といえば、泳ぐ電子の軌跡」を開催いたします。
両作家の交流は、去年秋に伊藤存がエレナ・トゥタッチコワの主催するワークショップ「秋の高瀬川を歩く」に招待され参加した事から始まりました。鴨川から分流し、再び鴨川へと合流する、かつて運河として利用された高瀬川沿いを歩きながら、会話し、時に川の中に入り川底を探り、発見を共有し、歩いた後にドローイングなど共同制作もしました。
新しい遊びを発明するようなやりとりは、その後も続けられました。本展覧会もまた、2人の交流点の一つであり、共同で制作された映像やドローイングは、水辺や山の中での冒険、そしてスタジオでの対話のカケラとしてあります。
メイン会場に展示される多様な手法で制作された作品は、両作家が持ち帰った体験が深層へ沈み、それぞれの内なる湖との対話を通して再び掬い上げられ、形を持ったものです。
伊藤存は「砂の上のドローイング」と名付けられた刺繍作品のシリーズと「ある探索のトーン」と名付けられた習作のドローイングを展示します。
エレナ・トゥタッチコワによる新作の絵画やセラミック、ドローイングの作品は、実際に歩いた場所の記憶や、遠く離れた場所と人へ巡らせた思考の軌跡をなぞるように作られたものです。そこで水は、想像の島々を隔てたり、繋げたりして様々な形として表れてきます。
こうして作られた作品は、それぞれの波長と環世界を持ち展示室に一つの生態系を築いていきます。
アーティスト
伊藤存、エレナ・トゥタッチコワ
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