「街に写真館があったころ~常盤台写真場と昭和モダン~」江戸東京たてもの園

「街に写真館があったころ~常盤台写真場と昭和モダン~」江戸東京たてもの園

名称:「街に写真館があったころ~常盤台写真場と昭和モダン~」江戸東京たてもの園
会期:2024年7月27日(土)〜2024年9月23日(月)
会場:江戸東京たてもの園
開館時間:9:30 〜 17:30
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料;一般 400円、大学生 320円、
    高校生・中学生(都外)・65歳以上の方 200円、
    中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童は無料
住所:〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
TEL:042-388-3300
URL:江戸東京たてもの園

湿板用写真機
湿板用写真機

関東大震災からの復興が進み、街に華やかさが戻った昭和初期は、モダンなライフスタイルが生まれました。園内西ゾーンにある常盤台写真場は、この華やかな時期が終りに近づきつつある1937年(昭和12)に東武鉄道株式会社が東上線沿いに開発した常盤台住宅地に建てられました。
明治・大正期にはまだまだカメラが一般に普及しておらず、常盤台写真場が建った昭和初期でも写真は写真館で撮影する格別なものでした。写真師がそれぞれ腕を競い合って撮影した写真は、家の記録として大切に残されていました。
時代が下り、コンパクトカメラの登場により写真が身近なものになると、写真館の存在は変化し、家族の記念日などの撮影や、学校行事の撮影などを行うようになっていきます。さらに現代においてはカメラ付き携帯からスマートフォンへと、写真は誰にでも手軽に写せるツールに変化している反面、デジタル化が進むことで、画像の保管などが課題となっています。
本展示では明治から現在にかけて街の写真館が果たした役割をたどります。また、デジタルカメラが一般に普及して30年以上が経っていますが、改めて写真の在り方についても考えます。

「クラブ美身クリーム」ポスター
「クラブ美身クリーム」ポスター
多摩川台住宅地平面図
多摩川台住宅地平面図

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る