展覧会・博物館・美術館・記念館

名称：「機知の佇まい　谷穹　宮林妃奈子展」日本橋高島屋Ｓ.Ｃ.（本館）
会期：2024年7月31日（水）→8月19日（月）
会場：本館6階　美術画廊X
入場料：無料
住所：〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL：03-3246-4310　本館6階 美術画廊（直通電話）
URL：日本橋高島屋Ｓ.Ｃ.（本館）

この度、美術画廊Ⅹでは、谷穹（たにきゅう）と宮林妃奈子（みやばやしひなこ）による二人展「機知の佇まい」を開催いたします。谷穹は1977 年生まれ。滋賀県の信楽を拠点に活動する陶芸家です。中世（14 ～ 15 世紀頃）の「古信楽」を紐解き、自ら導き出した焼成方法を用いて、穴窯により作品を制作しています。
「やきもの」に関する技術や思考の一歩先にある意識に着目し、現代的な視点からアプローチをしています。
宮林妃奈子は1997 年北海道生まれ。2023 年ベルリン芸術大学美術学部卒業 マイスターシューラー取得。
現在、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻に在籍しています。
日課としているドローイングの連続性を手がかりに、卓越した空間構成力と色彩感覚を以て、支持体と描画材との必然的な関わり方を探究しています。
両氏とも確かな技術に基づきながらユーモア溢れる当意即妙な作品を精力的に制作しており、その作品と対峙すると、私たちの日々には数多のエッセンスが詰まっていて、それは閃きや発見の視点があってこそ輝くのだと感じさせられます。
ものごとの起源を遡り、そのはじまりのかたちはどのようなものであったかと思いを巡らせた双方の作品が、 しなやかに合わさる空間をお楽しみください。