常設展室内トピック展示「新紙幣発行記念 北斎が描いた美しい日本」神奈川県立歴史博物館

常設展室内トピック展示「新紙幣発行記念 北斎が描いた美しい日本」神奈川県立歴史博物館

名称:常設展室内トピック展示「新紙幣発行記念 北斎が描いた美しい日本」神奈川県立歴史博物館
会期:2024年7月4日(木)~8月20日(火)予定
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)、7月9日(火)、7月16日(火)、8月6日(火)
会場:常設展示室2階 テーマ3 近世
観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
   一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
   ※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料
住所:〒231-0006神奈川県横浜市中区南仲通5-60
TEL:045-201-0926
URL:神奈川県立歴史博物館

冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

 7月3日、新しい紙幣が発行されます。新しい千円券の裏面には葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が取り上げられました。既に「グレートウェーブ」の愛称で世界中に親しまれている「神奈川沖浪裏」と浮世絵師葛飾北斎は、さらに私たちの生活に欠かせない存在になることでしょう。
 当館では、日本銀行から神奈川県へ贈呈された記番号「AA000002AA」の新千円券のおひろめとあわせて、常設展示室(2階)でトピック展示「北斎が描いた美しい日本」として北斎が「為一」(いいつ)と名乗った時代の風景画を紹介します。「冨嶽三十六景」の風景は、当時流行していた藍色が効果的に用いられ、現代の私たちにも斬新に見えます。また、現在の沖縄県を取り上げた「琉球八景」や各地の橋を描いた「諸国名橋奇覧」など、当時の人々の旅へのあこがれを掻き立てたであろう作品も必見です。
 常設展示室の一角で行う小さな展示ですが、この機会に北斎ならではの美しい風景をぜひご覧ください。

冨嶽三十六景 甲州三島越(部分)
冨嶽三十六景 甲州三島越(部分)
諸国名橋奇覧 摂州天満橋(部分)
諸国名橋奇覧 摂州天満橋(部分)

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