名称:佐藤桃子 + 大渕花波 「桃と花/ volve」工房親
会期:2024年8月3日(土)〜2024年8月11日(日)
会場:工房親
開館時間:13:00 〜 19:00
日曜日・祝日は18:00まで
最終日は17:00まで
休館日:月曜日、火曜日
入場料:無料
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-21-3
TEL:03-3449-9271
URL:工房親
“revolution”…「革命」の語源でもある。
佐藤と大渕はそれぞれ異なる視点と出力方法で制作をしています。
佐藤は膨大な数のドローイングの制作や、自身の身体を使い、彼女が感じる日々の中で意識をすることが難しい、些細で普遍的な感覚を表現します。大渕は絵画という制度の中で、額縁と絵画の関係性に関し、インスタレーション表現で制作しています。佐藤は自身が感じ取る感覚から、大渕は絵画という自身を取り巻く制度から起点を設定し、作品制作をしています。
2者の起点は別々の場所からの発進ですが、同時に真逆の性質を持ち得ます。
佐藤は自身の感覚を他者にみせることで、自身を取り巻く“この世”について、輪郭を確かめているようにもとれます。大渕は絵画という自身を取り巻く制度に関して、自身のバックグラウンドや経験と向き合うことで、“自身の輪郭”を確かめる作業もしています。それぞれの起点は異なる場所から始まり、行き着く先もまた、それぞれの起点なのだと予測されます。
この回転構造を今回の2人展のテーマとしています。起点の異なる2人は、時に交わる点を持ち、また自身の起点に戻り続けるのです。
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