「髙間 智子 個展 -はな想い-」ギャラリー恵風

「髙間 智子 個展 -はな想い-」ギャラリー恵風

名称:「髙間 智子 個展 -はな想い-」ギャラリー恵風
会期:2024年7月25日(木) 〜 2024年8月4日(日)
会場:ギャラリー恵風 2階
時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風

陶芸家の髙間智子さんの個展です。髙間さんは、鋳込み成型と言う技法を使い、顔料を加えた色泥漿を石膏型に注ぎ込む際、数色の色泥漿を1回1回鋳込みと排泥を繰り返す事によって厚みのある色層をつくります。そしてその色層を削り取る深さの違いで色や形の変化を生み出します。「積層彩磁」を駆使した色層から生まれる凹凸の装飾と磁土の透光性が加わり、透明感や繊細な雰囲気を醸し出します。
ギャラリー恵風での展示は2022年の開廊20周年記念展以来となります。1階で同時期に個展を開催されるガラス作家の度會保浩さんとはご夫婦で、制作拠点を信楽から岐阜県に移され、家庭と制作活動に多忙な日々を過ごされています。コツコツ時間のかかる丁寧な手仕事をされているおふたり、お洒落で品のある新作がやってくる日がとても楽しみです。ぜひご高覧ください。
いつも変わらずわたしの中にあるもの、いつの日か無くなってしまうもの。
“積み重なる記憶と感情・薄れていく記憶と感情。”
“積み重ねては薄れ、想いは地層のように自分の中に形を残していく。”
−はな想い−と題した今展では、うつわに施された削ぐように彫る装飾に想いを託した作品の数々を展示いたします。(髙間)
髙間智子
大阪生まれ。2005年大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程造形表現Ⅴ(工芸)修了。
主な個展
2005 大阪髙島屋 6階アートサロン(大阪)[’09]
2006 SAVOIR VIVRE(東京)[’07、’12、’13、’22]
2007 京都髙島屋 6階美術工芸サロン(京都)[’14、’17、’20、’23]
2011 大阪髙島屋 NEXTギャラリー(大阪)[’13]
2013 ギャラリー恵風(京都)
2018 日本橋髙島屋S.C. 本館2階アートアベニュー(東京)
2024 courage de vivre(東京)
主なグループ展
2009 「今のうつわ これからのうつわ partⅡ」ギャラリーヴォイス(岐阜)
2022 ギャラリー恵風 開廊20周年記念展
「Part1 華 ETSUKO Kawamra&Tashima With Part2 夢 赤松加奈|髙間智子|吉田紳平|度會保浩」ギャラリー恵風(京都)
2023 「瀟洒なるかたち」日本橋髙島屋S.C. 本館美術画廊(東京)、髙島屋横浜店 7階美術画廊(神奈川)
  「今のうつわ これからのうつわ partⅤ」ギャラリーヴォイス(岐阜)
受賞歴
2014 日本伝統工芸近畿展:新人奨励賞
   第25回秀明文化基金賞

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