名称:笹田晋平「烏と象」ARTDYNE
会期:2024年8月9日(金)〜2024年8月21日(水)
会場:ARTDYNE
開館時間:12:00 〜 19:00
休館日:月曜日
入場料:無料
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 207号室
TEL:03-6284-4458
URL:ARTDYNE
この度、ARTDYNEは2024年8月9日(金)- 8月21日(水)まで、笹田晋平個展「烏と象」を開催いたします。笹田は1984年大阪生まれ、2007年に神戸大学の発達科学部を卒業、独学で油彩画を学びました。彼は「日本人の描く油彩画」の問題に一貫して取り組み、例えば2018年の作品「シャケ涅槃会」に見られるような、伝統的な洋画の流れを汲みながらも日本の土着性を色濃く反映した作品や、「ひたすら抽象的な文様を描く」ことに着目し描いた霜降り肉の作品などを制作。さらに2020年より始めた点描作品では、コロナ禍の時期に自宅にいる時間が多くなった笹田が、閉塞感を表出するかの如く点を描き続けることで始まったシリーズであり、現在もそれぞれの技法を使い分けながら精力的に制作・発表を続けています。
今回の個展は、笹田の近年の作風変遷をたどる展示として位置づけられ、点描の作品7点に加え、2021年から描き続けている「Emperor lesson no.4」を展示いたします。日本美術史の再定義を試み続ける笹田晋平の特異な作品を、この機会に体感していただければ幸いです。
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