名称:「画業50年のあゆみ 黒井健 絵本原画展」姫路文学館
会期:2024年7月6日(土)〜2024年9月1日(日)
会場:姫路文学館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
7月15日、8月12日は開館
7月16日は休館
入場料:一般 800円、大学生・高校生 460円、中学生・小学生 220円
住所:〒670-0021兵庫県姫路市山野井町84
TEL:079-293-8228
URL:姫路文学館
日本を代表する絵本画家 黒井健さんの画業50周年を記念した展覧会を開催します。
黒井さんは、25歳の時、「絵を描いて一生を過ごしたい」と考え、イラストレーターとして独立。1976年に絵本『あめってあめ』(矢崎節夫・作)で、絵本画家としてスタートを切りました。自身の絵に疑問を抱いていた時期に手がけた新美南吉の『ごんぎつね』が大きな転機となり、その後、『手ぶくろを買いに』、宮沢賢治の『猫の事務所』、間所ひさこの「ころわんシリーズ」など、第一線でじつに300冊以上の絵本や児童文学の挿画を描きつづけてきました。
本展では、イラストレーター時代に手がけた貴重なカット作品から、出産を控えたお母さんたちを中心に人気の高い『うまれてきてくれてありがとう』(にしもとよう・作)、子どもの創造力とは何かを問いかけ話題となった『まっくろ』(高崎卓馬・作)などの新作絵本、さらに自ら文章を書いた画文集『ミシシッピ』まで、約200点の原画を展示し、その多彩な画業の全貌にせまります。
作品の真意を丹念に見つめて描き出された原画、観る者の心をやさしく包み込むその繊細で情感豊かな描写をじっくりとご鑑賞ください。
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