藤原勇輝 「PYRAMID & MASS GAME」アート格納庫M

藤原勇輝 「PYRAMID & MASS GAME」アート格納庫M

名称:藤原勇輝 「PYRAMID & MASS GAME」アート格納庫M
会期:2024年9月8日(日)〜2024年10月6日(日)
会場:アート格納庫M
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:火曜日、水曜日
   火曜日・水曜日が祝日の場合は翌日休館
入場料:一般 1000円、学生 800円、中学生以下 無料
住所:〒682-0925 鳥取県倉吉市秋喜350-23
TEL:0858-48-2222
URL:アート格納庫M

「PYRAMID」 奈義町現代美術館 (2019) photo:Yuki HAYASHI
「PYRAMID」 奈義町現代美術館 (2019) photo:Yuki HAYASHI

アート格納庫Mでは、第三回企画展として藤原勇輝による展覧会「PYRAMID & MASS GAME」を開催します。鳥取出身で県外、海外で学んだのちに帰鳥した藤原は朝鮮半島と日本との地政学的関係を考察する立体作品を数多く発表してきました。本展で展示される作品は、在日コリアンとの関係が深いパチンコ産業から着想を得たシリーズのひとつであり、パチンコ玉やパチンコ釘といった素材が用いられています。一見、機械的に反復されたように見える作品は、よく見ると作家によってひとつひとつ素材が置かれる過程で微妙な誤差を生んでおり、部分と全体、あるいは国民と国家との関係や社会構造を暗示しつつ、それらの変化への予兆も含みます。鳥取から対岸を丁寧に見つめ続けてきた作家によるインスタレーション作品です。
藤原勇輝(Fujiwara Yuki 1976-) 
広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了(2004)。広島で彫刻を学び、ドイツ(ハノーファー)やスペイン(バルセロナ)での留学、レジデンス経験を積んで帰鳥。日本海に面した極東アジアの特異な事象について考察し、国家や戦争、民族をテーマに立体やインスタレーション作品を発表している。韓国・済州島(済州4・3)と日本との関係性をテーマにアートプロジェクト「4・3 Art Project -逆走して歴史と出会う-」を2025年より実施予定。現在、鳥取市在住   https://www.yukifujiwara.jp
主な個展に「PACHINKO TRILOGY “777”」(PORT ART & DESIGN TSUYAMA/岡山/2022)、「PYRAMID」(奈義町現代美術館/岡山/2019)。主なグループ展に「Island」(seogwipo arts center/韓国、済州島/2016)。主なレジデンスにJeju international art center(30 August~30 November2016) Jeju Island/KOREA

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