特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」大阪歴史博物館

特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」大阪歴史博物館

名称:特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」大阪歴史博物館
会期:2024年10月5日(土)~12月2日(月)
会場:大阪歴史博物館 6F 特別展示室
住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日
観覧料:大人 1,300円(1,170円)、高校・大学生 700円(630円)
※常設展との共通券:大人 1,770円(1,710円)、高校・大学生 1,030円(990円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳の所持者および介護者1名は無料
主催:大阪歴史博物館、読売新聞社
共催:NHKエンタープライズ近畿
後援:公益財団法人 大阪観光局、NHK大阪放送局
特別協力:渡邊木版美術画舗
資料提供:大田区立郷土博物館
住所:〒540-0008  大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館


川瀬巴水 《木場の夕暮》 「東京十二題」 大正9年(1920年)秋 版元・渡邊木版美術画舗蔵

川瀬巴水 《木場の夕暮》 「東京十二題」 大正9年(1920年)秋 版元・渡邊木版美術画舗蔵

大阪歴史博物館では、令和6年(2024)10月5日(土)から12月2日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」を開催します。大阪での大規模な展覧会は10年ぶりとなります。
大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬かわせ巴水はすい(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の木版画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約150点を展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。


川瀬巴水 《芝増上寺》 「東京二十景」 大正14年(1925年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《芝増上寺》 「東京二十景」 大正14年(1925年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《馬込の月》 「東京二十景」 昭和5年(1930年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《馬込の月》 「東京二十景」 昭和5年(1930年) 版元・渡邊木版美術画舗蔵

川瀬巴水 《大坂宗右衛門町の夕》 「日本風景集II 関西篇」 昭和8年(1933年)4月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《大坂宗右衛門町の夕》 「日本風景集II 関西篇」 昭和8年(1933年)4月 版元・渡邊木版美術画蔵
川瀬巴水 《大坂道頓堀の朝》 「日本風景集II 関西篇」 昭和8年(1933年)4月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《大坂道頓堀の朝》 「日本風景集II 関西篇」 昭和8年(1933年)4月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《月嶋の渡舟場》 「東京十二ヶ月」 大正10年(1921年)10月 版元・渡邊木版美術画舗蔵
川瀬巴水 《月嶋の渡舟場》 「東京十二ヶ月」 大正10年(1921年)10月 版元・渡邊木版美術画舗蔵

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