「知覚への扉 CONSCIOUS and UNCONSCIOUS DOORS」日本橋高島屋S.C.(本館)

青木 宏憧「漆黒鏡 深山」H70.5 × W73.0 × D26.0cm 乾漆、螺鈿 / 漆、麻布、地の粉、金属、真珠、白蝶貝、鮑貝、石、顔料 撮影=来田猛

名称:「知覚への扉 CONSCIOUS and UNCONSCIOUS DOORS」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年9月25日(水)→30日(月)
会場:本館6階 美術画廊
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

今展は、独自の視点や解釈を作品に反映し、自己表現の革新を求め制作する作家による平面と立体のグループ展です。
「知覚」とは、感覚器官を通して外部の事物や情報を感じ取り、それを認識していくための心理学的なプロセスとされます。現代人は、非常に多くの刺激にさらされる環境におり、膨大な量の情報を常に知覚しております。一方で、SNSや検索という機能の急速な普及により、自らの求める情報やモノ以外が排除され、特定の事象のみに意識を向けてしまいがちな近視眼的側面もあります。様々な環境の変化により、ヒトが本来備え持つ「知覚する力」が弱体化傾向にある可能性も示唆される中、今展では、認識の多様性を示すかのような表現手法による芸術作品を介し、鑑賞者の認知する感覚を喚起するかのような空間構成を試みます。
アーティストと鑑賞者、双方に内在する主観性というフィルターを通して発生する作品への多様な解釈と理解の幅。それが、ある時は観るものの既存の認識を覆し、或いは観察と思考が一致することによる一種のシンクロニシティを生み出して、「意識」と「無意識」の境界線から、潜在する感覚や感情が呼び起こされます。
ぜひ今展の展示空間にて、新たな感受性の扉が解き放たれるかのような作品との出会いをお楽しみください。
出品作家:
青木 宏憧  薄久保 香  梅沢 和木  奥 直子  髙橋 賢悟  藤原 彩人  星山 耕太郎  益村 千鶴 (五十音順 敬称略)

青木 宏憧「漆黒鏡 深山」H70.5 × W73.0 × D26.0cm
乾漆、螺鈿 / 漆、麻布、地の粉、金属、真珠、白蝶貝、鮑貝、石、顔料

撮影=来田猛
青木 宏憧「漆黒鏡 深山」H70.5 × W73.0 × D26.0cm
乾漆、螺鈿 / 漆、麻布、地の粉、金属、真珠、白蝶貝、鮑貝、石、顔料
撮影=来田猛

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