第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」尼崎市立歴史博物館

第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」

名称:第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」尼崎市立歴史博物館
会期:2024年10月1日(火曜日)から2024年11月30日(土曜日)まで
開催時間:午前9時 から 午後5時 まで
   入館は午後4時30分まで
開催場所:尼崎市立歴史博物館 3階 企画展示室・展示学習室
観覧料:無料
住所:住所:〒660-0825 兵庫県尼崎市南城内10番地の2
TEL:06-6482-5246
URL:尼崎市立歴史博物館

第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」
第4回特別展「博多~尼崎~京都、中世の港のにぎわい」

 中世の尼崎は、全国から集まる物資を京都などの大消費地に送る中継地として栄えていました。しかし、尼崎に大きな流通拠点があったことは、あまり知られていません。
 尼崎では奈良時代以降、海岸線の南進に伴い、神崎川河口部に新地(長洲、杭瀬、大物)が形成され、淀川水系で都とつながった諸港湾が誕生しました。なかでも、平安時代後期に港湾として発達した大物は平氏政権全盛期以降、中国(宋)との貿易品や国内の年貢などが行き交う物資流通の一大中継地であったと考えられています。
 今回の特別展では、輸入陶磁器や瀬戸内海を中心とした全国各地の土器等、港湾に関わる資料が発見された大物遺跡の出土資料とともに、同じく物資の集散地であった九州の博多や京都の遺跡から出土した輸入陶磁器等を交えて、中国(宋)、博多、尼崎、京都を結ぶ日宋貿易や、瀬戸内海を中心とした国内流通を支えた港と尼崎のつながりについて振り返ります。
 あわせて、中世の尼崎が現在と同じく交通の要衝として発展を遂げ、人々が行きかう活気あふれる歴史をもっていたことや、尼崎が豊富な文化財が現存する歴史豊かなまちであることを広く紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る