「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」八戸市美術館

「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」八戸市美術館

名称:「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」八戸市美術館
会期:2024年10月12日(土)〜2025年1月13日(月)
会場:八戸市美術館
開館時間:10:00 〜 19:00
休館日:火曜日
   火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
   年末年始休館
入場料:一般 1000円、大学生・専門学生 500円、高校生以下 無料
住所:〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4
TEL:0178-45-8338
URL:八戸市美術館

「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」八戸市美術館
「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」八戸市美術館

青森の教育版画は、今純三をはじめとした郷土の版画家を中心に1930年代から始まりました。その後、1950~90年代の「教育版画運動」の流れを受けて全県に広がり、八戸では、坂本小九郎が市内中学校で教育版画を熱心に指導しました。それらの作品は当館に収蔵され、うち一点は、宮崎駿監督の映画「魔女の宅急便」の劇中画のモデルとなっています。
本展では、坂本と教育版画の出会いの「種」となった、版画教育に携わった郷土の版画家や県内の教育版画を紹介します。そして、そこから花開いた坂本の教育版画の実践を、初期作品から、集大成となる8 枚の連作と2 m×4mの大作を含む「虹の上をとぶ船」シリーズまで、一堂に展示します。また、毎日18 時~19 時には、作曲家の井川丹による音楽インスタレーションもお楽しみいただけます。
さらに、関連プロジェクトとして、版画をルーツとするアーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」が、市内の子どもたちとともに、八戸をテーマに制作した「コピトラとつくる\ココハドコダ!?/パラレルシティ」の成果も展示します。

関野凖一郎《八戸港》1987、青森市蔵
関野凖一郎《八戸港》1987、青森市蔵
江渡益太郎《りんご樹(A)》1956、青森県立郷土館蔵
江渡益太郎《りんご樹(A)》1956、青森県立郷土館蔵
八戸市立江陽中学校生徒《竜骨》1969
八戸市立江陽中学校生徒《竜骨》1969
今純三《根城々址より馬淵川眺望》『青森県画譜第1集』1933、青森県立郷土館蔵
今純三《根城々址より馬淵川眺望》『青森県画譜第1集』1933、青森県立郷土館蔵
八戸市立湊中学校養護学級生徒《星空をペガサスと牛が飛んでいく》『虹の上をとぶ船総集編Ⅱ』1976、八戸市美術館蔵
八戸市立湊中学校養護学級生徒《星空をペガサスと牛が飛んでいく》『虹の上をとぶ船総集編Ⅱ』1976、八戸市美術館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る