「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」那珂川町馬頭広重美術館

「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」那珂川町馬頭広重美術館

名称:「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」那珂川町馬頭広重美術館
会期:2024年10月20日(日)〜2024年12月8日(日)
開館時間:9:30 〜 17:00
会場:那珂川町馬頭広重美術館
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
   祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日の場合は開館)
入場料:一般 700円、大学生・高校生 400円 障害者手帳提示と付き添い1名 半額、中学生以下 無料
住所:〒324-0613栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
TEL: 0287-92-1199
URL:那珂川町馬頭広重美術館/

「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」那珂川町馬頭広重美術館
「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」那珂川町馬頭広重美術館

鮮やかな色彩とユーモラスな形を特徴とする画風で知られた日本を代表する現代美術家のひとり渡辺豊重(1931-2023)は、昨年(2023)92歳を目前にして逝去しました。
渡辺は59歳の年に栃木県那珂川町久那瀬にアトリエを構えます。制作の拠点としていた川崎市との往復が始まり、74歳の年、ついに久那瀬に生活と制作の場を移しました。
移住後は、自然豊かな久那瀬の気候風土の下で、命の歓びを詠うかのような明るい作風へと変化して行きます。
その後、この町にも影響を及ぼした現代社会の歪に対する怒りから頭部の無い黒い「鬼」が生まれ、作風は激変。さらに東日本大震災の被害を目の当たりにし、津波を描かなければならないと全身で挑んだ「動刻」へと変化して行きました。
本展ではそれら久那瀬時代の作品を辿り、現代美術家・渡辺豊重が里山での暮しから何を受け取り、何を作品に表現しようとしたのか。美術家に寄り添いながら考えてみることで追悼の意を表したいと思います。

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