企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館

企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館

名称:企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館
会期:2024年10月26日(土)〜12月8日(日) 
会場:茨城県天心記念五浦美術館
観覧料金:一般950円ほか
休館日:月曜日(11月4日は開館)、11月5日
主催:天心記念五浦美術館企画展地域連携実行委員会・茨城県天心記念五浦美術館
後援:朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/産経新聞社水戸支局/NHK水戸放送局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/LuckyFM茨城放送
住所:〒319-1703 茨城県北茨城市 大津町椿2083
TEL.0293-46-5311
URL:茨城県天心記念五浦美術館

企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館
企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館

大きな目にとがった耳、しなやかな体躯にぷにぷにの肉球、思わずなでたくなる柔らかい毛並みの猫たち。見た目の愛らしさはもちろんのこと、神秘的で自由気まま、時に甘え上手な猫は、いつだって多くの人々を魅了してやまない。猫は、今ではペットとしての人気が定着し、アニメやキャラクターにも取り入れられ、ブームを巻き起こすほどより身近な存在となっている。
そのような猫たちは日本美術にも数多く登場する。江戸時代には猫と蝶や牡丹などの組み合わせが吉祥の画題として好まれたほか、鼠除けの猫絵として人気を博した。歌川国芳に代表される浮世絵では、日々の暮らしの中でかわいがられる様や擬人化された姿で描かれ、さらには物語の化け猫としても登場する。また近代では猫の傑作を何枚も描いた菱田春草が有名だ。このように古今東西を通じてさまざまな作家たちが、身近な動物である猫をモチーフに制作し、そのどれもが個性的な魅力で溢れた作品ばかりである。
本展では、歌川国芳等の浮世絵、菱田春草、下村観山ら日本美術院の作家たちが描いた日本画のほか、猫好きで有名な彫刻家・朝倉文夫と木内克の彫塑作品、現在活躍中の作家の作品まで、魅力的な猫を多数紹介。猫好きの方も、そうでない方も、今よりもっと猫を愛でたくなる展覧会となっている。
※会期中展示替えあり

菱田春草《黒猫》
明治43年(1910)
播磨屋本店蔵
菱田春草《黒猫》 明治43年(1910) 播磨屋本店蔵
朝倉文夫《つるされた猫》
明治42年(1909)
東京藝術大学蔵
朝倉文夫《つるされた猫》 明治42年(1909) 東京藝術大学蔵
竹内浩一《戯画女郎蜘蛛とねこ》
平成17年(2005)
郷さくら美術館蔵
竹内浩一《戯画女郎蜘蛛とねこ》 平成17年(2005) 郷さくら美術館蔵
木内克《親子猫》
昭和35年(1960)
水戸市立博物館蔵
木内克《親子猫》 昭和35年(1960) 水戸市立博物館蔵
國司華子《オチツケ!》
令和2年(2020)
作家蔵
國司華子《オチツケ!》 令和2年(2020) 作家蔵
小茂田青樹《春の夜》
昭和5年(1930)
埼玉県立近代美術館蔵
小茂田青樹《春の夜》 昭和5年(1930) 埼玉県立近代美術館蔵

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