名称:「手塚雄二展 雲は龍に従う 」そごう美術館
会期:2024年10月19日(土)〜11月17日(日)
会場:そごう美術館(横浜駅東口 そごう横浜店 6階)
開館時間:午前10時~午後8時(入館は閉館の30分前まで)
※そごう横浜展の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
料金:一般:1,400円(1,200円)
大学・高校生:1,200円(1,000円)
中学生以下:無料
*消費税含む。()内は前売、各種プレイガイドおよび以下をご提示の方の料金です。
[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム・アプリ]
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料でご入館いただけます。
*前売券は10月18日(金)まで、そごう美術館またはセブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあにてお取り扱いしております。
休館日:会期中無休
住所:〒220-8510神奈川県横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店6階
TEL:045-465-5515
URL:そごう美術館(そごう横浜店 6階)
1953年神奈川県に生まれた手塚雄二※は、東京藝術大学在学中に院展に初入選し、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなど、早くから画壇の中枢で活躍を続けてきました。また長年にわたり東京藝術大学の教授として後進の育成に力を注ぐなど、教育者としても確かな足跡を残しています。そして昨年には古希を迎え、ますます旺盛かつ縦横無尽に彩管を揮っています。その作風は伝統に軸足を置きながらもモダニスティックに展開し、斬新かつ洗練された無二のイメージを創り出してきました。
また手塚の作品には、「華と寂」「写実と装飾」「古と今」「静と動」「刹那と永劫」など、つねに相反するテーマを行き来するようなポラリティー(両極性)に満ちています。振り子のように展開する画業は、これまでの日本画の可能性を大きく広げ、これからの日本画に向けて新しい価値観を提示し続けています。本展では、手塚が積み重ねてきた革新の道程を画家の重要作から紹介し、日々更新されていく日本画の未来をご覧いただきます。
大きな見どころとして、6×12メートルという長大な寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》が挙げられます。
手塚は、2020年より5年の年月をかけ、自身初となる水墨を用いて天井絵の制作に取り組みました。
数百年の時を経た天井板に直接描かれるもので、旧材をあえて活かすことにより「古」と「今」を結ぶ新たな試みです。
描き出される2頭の龍は手塚が初めて挑むモティーフで、コロナ禍、アトリエに籠って描いた夥しい数のスケッチの中から紡ぎ出された独自の図像です。そしてその神聖かつエネルギッシュな龍の姿には、手塚雄二の平和への祈りが込められています。
本展は、2025年の東叡山寛永寺創建400周年を記念し制作された天井絵を奉納に先駆けて特別に披露するものです。
この機会を逃せば二度と外に出る機会は無い大変貴重な作品です。
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