「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」福岡県立美術館

《グラバー邸》1956(昭和31)年/貼絵、個人蔵 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024

名称:「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」福岡県立美術館
会期:2024年10月25日(金)~2024年12月22日(日)
会場:福岡県立美術館
展示室:3階展示室
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 
   ただし振替休日の11月4日は開館、翌日11月5日は休館
観覧料:一般 1,500円(1300円)
   高大生 1,000円(800円)
   小中生 600円(400円)
   ※( )内は前売り料金・20名以上の団体料金
   ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害社保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名及び特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方は無料
住所:〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1
TEL: 092-715-3551
URL:福岡県立美術館

山下清「長岡の花火」 1950年 貼絵 ©Kiyoshi Yamashita/STEPeast2024
山下清「長岡の花火」 1950年 貼絵 ©Kiyoshi Yamashita/STEPeast2024

山下清(1922-1971〔大正11-昭和46〕年)は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。日本各地を自由気ままに旅する生活を好んだ清は、驚異的な記憶力をもち、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができました。
生誕100年を記念する本展では、《長岡の花火》など貼絵の代表的な作品をはじめ、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、ペン画、遺品などが一堂にそろいます。1961年(当時39歳)、約40日をかけて廻った欧州旅行で見た風景を描いた《パリのエッフェル塔》をはじめ、九州人にとってなじみ深いスポットである《関門海峡》や《グラバー邸》まで、洋の東西を問わぬ名所跡を独自のタッチで示した傑作も必見です。
49年の生涯を貴重な作品と資料で回顧することで、テレビドラマなどで示されたイメージとは異なる山下清の実相にふれてください。

《群鶏》1960(昭和35)年/油彩
©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《群鶏》1960(昭和35)年/油彩 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《関門海峡》1956(昭和31)年/ペン画
©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《関門海峡》1956(昭和31)年/ペン画 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《ソニコンロケット》1959(昭和34)年頃/貼絵、株式会社増田屋コーポレーション蔵
©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《ソニコンロケット》1959(昭和34)年頃/貼絵、株式会社増田屋コーポレーション蔵 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《パリのエッフェル塔》1961(昭和36)年/水彩画
©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《パリのエッフェル塔》1961(昭和36)年/水彩画 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《グラバー邸》1956(昭和31)年/貼絵、個人蔵 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024
《グラバー邸》1956(昭和31)年/貼絵、個人蔵 ©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2024

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