名称:「太田フォトスケッチvol.6 ささやかな話、確かなこと」太田市美術館・図書館
会期:2024年12月1日(日)〜2025年1月26日(日)
会場:太田市美術館・図書館
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:月曜日
1月13日は開館
12月24日、12月29日〜1月3日、1月14日は休館
入場料:300円
住所:〒373-0026群馬県太田市東本町16番地30
TEL:0276-55-3036
URL:太田市美術館・図書館
太田フォトスケッチは、「カメラを通し、太田のまちを新たな視点で再発見する」ことを目的に、これまで様々なテーマを設定し、公募で集められた市民による写真と、ゲスト写真家が太田で撮影した写真をともに展示することで、複数の視点から太田の魅力を見つめ直す展覧会として実施してきました。
第6回となる本展では、新たな試みとして、写真家ではなく現代美術家の土屋貴哉を迎え、心理学者の村久保雅孝とともにワークショップ「あなたの話を聴かせてください」を実施し、その参加者によって生み出された写真と言葉で展覧会を構成します。あわせて、土屋貴哉の過去作品も展示します。
6月の2日間のワークショップで、参加者たちは、「他人にはまったく意味を持たないかもしれない、けれどあなたにとっては切実な意味を持つ何か(以下「それ」)」という土屋が考案したテーマに取り組み、自身の中の「それ」を手繰り寄せ、各自で写真と言葉による作品を作り出しました。
人が「あれは確か……」と記憶をまさぐり語るとき、その話には、はっきりと言い切れない曖昧な部分がある一方で、間違いなくそうであったという感覚もあるものです。そうした私的なリアリティに基づいた表現が、総体となって太田の人の営みを描き出す展覧会として立ち上がるとき、「それ」らが新たな意味を誰かに投げかけるかもしれません。
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