没後120年 エミール・ガレ展「美しきガラスの世界」美術館「えき」KYOTO

没後120年 エミール・ガレ展「美しきガラスの世界」美術館「えき」KYOTO

名称:没後120年 エミール・ガレ展「美しきガラスの世界」美術館「えき」KYOTO
会期:2024年11月22日(金)~12月25日(水) ※会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00~19:30 
入館締切:閉館30分前
入館料(税込)
   一般 1,100円(900円)
   高・大学生 900円(700円)
   小・中学生 700円(500円)
   ※高・大学生の方は学生証をご提示ください。
   ※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
監修:鵜飼敦子(美術史家/ジャポニスム学会理事)
特別協力:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
企画制作:イムラアートギャラリー
住所:〒600-8555京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR 京都伊勢丹7F
TEL:075-352-1111
URL:美術館「えき」KYOTO

草花文水差 1884年頃
ポーラ美術館蔵
H20.1cm×W13.7cm×D9.8cm
草花文水差 1884年頃 ポーラ美術館蔵 H20.1cm×W13.7cm×D9.8cm

産業革命を経て、工業化が進む19世紀から20世紀初頭のヨーロッパで花開いた「アール・ヌーヴォー(新しい芸術)」。その中心的人物として、ガラス工芸を芸術の域にまで高めたのが、フランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)です。ドイツ留学後にフランスのマイゼンタールでガラス技術を習得。故郷のロレーヌ地方ナンシーに戻ってからは、父親の事業に加わり、ガラス、陶器の製造管理をはじめ、商品開発やデザインなど芸術的指導を任されます。
植物学者でもあったガレは、自然観察、植物学、生物学の知識を活かし、花々や昆虫などの生き物をモチーフに、自然美と生命の輝きをガラス工芸で表現しました。また、ジャポニスム(日本趣味)にも大きな影響を受け、日本美術との出会いにより、鷹や松など日本らしいモチーフをデザインに取り入れ、様々な技法で独自の世界観を創り出しました。1889年、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞し、国際的評価を得、ガレの作品は一躍人気となります。1901年には「産業芸術地方同盟(ナンシー派)」を設立し、工芸の発展に貢献しました。
本展は、没後120年となるガレの偉業を、約70点の美しいガラス作品で振り返ります。

雪景文花器 1897-1900年頃
ポーラ美術館蔵
H34.2cm×W10.5cm
雪景文花器 1897-1900年頃 ポーラ美術館蔵 H34.2cm×W10.5cm
プリムラ文花器 1900年頃
個人蔵
H20.2cm×W11.8cm×D6.2cm
プリムラ文花器 1900年頃 個人蔵 H20.2cm×W11.8cm×D6.2cm
山水風景文花器 1918-1931年
個人蔵
H35.4cm×W16.4cm×D13.0cm
山水風景文花器 1918-1931年 個人蔵 H35.4cm×W16.4cm×D13.0cm
夾竹桃文ランプ 1918-1931年
個人蔵
H59.2cm×W28.6cm
夾竹桃文ランプ 1918-1931年 個人蔵 H59.2cm×W28.6cm
騎馬人物文香水瓶 1880年代 ポーラ美術館蔵 H11.2cm×W10.3cm×D5.2cm
騎馬人物文香水瓶 1880年代 ポーラ美術館蔵 H11.2cm×W10.3cm×D5.2cm

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