企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館

企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館

名称:企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
会期:2024年11月10日~2025年03月16日
会場:徳田秋聲記念館
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)
   年末年始(12月29日~1月3日)
   展示替え期間
観覧料:一般:310円
   団体(20名以上):260円
   65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人、もしくは三ライロID(障害者手帳アプリ)の提示でも可:210円
   高校生以下:無料
住所:〒920-0831石川県金沢市東山1-19-1
TEL:076-251-4300
URL:徳田秋聲記念館

企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館

 田村俊子(本名・佐藤とし)は明治17〈1884〉年、東京に生まれました。明治35年、19歳で幸田露伴に師事し、「佐藤露英」の名で雑誌デビューを飾ります。明治42年、兄弟子であった田村松魚と結婚。のちに離婚となりますが、「町田とし子」名で懸賞小説に応募し二等当選した出世作「あきらめ」(明治43年)より後、本格的に作家として活動した時期の作品の多くは「田村俊子」名で書かれ、早世した樋口一葉に次ぐ存在感をもって文壇にその名を馳せました。
 松魚と離婚後の大正7年、次の夫となるジャーナリスト・鈴木悦を追ってカナダに渡ります。その後、昭和11年に帰国するまでの間に、秋聲が彼女を思い浮かべながら執筆した小説の題は「女流作家」(昭和2年)。当時、女性が作家として生きるということを、文壇や世間に強く印象づけた第一人者であったのです。
 13歳年上の秋聲のもとには、折々に近況を報告し、私生活について相談する俊子からの手紙が残り、その交流の一端が窺えます。この企画展では、貴重な俊子自筆書簡を中心に生誕140年を迎えた俊子と秋聲の接点についてご紹介します。  

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る