奥村祥子 「Nightfall in the Forest」新宿高島屋

奥村祥子 「Nightfall in the Forest」新宿高島屋

名称:奥村祥子 「Nightfall in the Forest」新宿高島屋
会期:2024年11月20日(水)〜2024年12月2日(月)
会場:10階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。
住所:〒151-8580東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号
TEL: 03-5361-1111
URL: 新宿高島屋

「Tobusatate 10」41.5×25cm 墨,胡粉,顔料,和紙,ヒノキ
「Tobusatate 10」41.5×25cm 墨,胡粉,顔料,和紙,ヒノキ

このたび、髙島屋では奥村祥子展を開催いたします。 奥村氏は千葉県に生まれ、2008 年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。同年イタリアへ渡り、 Universita’ Internazionale dell’Arte 美術大学フレスコ画修復科を修了し以降、ミラノを拠点に作品の発表を続ける傍ら、イタリア現地のバッグ(SERAPIAN)やシューズブランド(Maison TOMA)とのコラボレーション作品等を手掛けるほか、2023年にオープンしたブルガリホテル東京、スイートルームヘッドボードに作品が西陣織で再現されるなど、現在国内外で注目され、その表現力が高く評価されている画家の一人です。
今展では、ドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの詠んだ詩「夜の森に」にヒントを得ながら、森の夜、時に静謐で内省の伴う空間、人間が人間らしくあるために形成された空間ではなく、生も死も内在する異世界のような闇夜に漂う静寂と神秘性を、日本画という淑やかな画材によって纏めあげられた表現で、それでも何かを信じ、切り開いてゆくしっかりとそして確かな足取りを、かすかな灯のような希望として滲ませる作品を展観いたします。生と死、美しさと恐れ。その表裏が介在する狭間に漂う時間と空間の魅力をこの機会にぜひご高覧賜りますようご案内申しあげます。

「Phantom petales」80x80cm 墨,岩絵具,顔料,銀箔,和紙
「Phantom petales」80x80cm 墨,岩絵具,顔料,銀箔,和紙
「Phantom bloom 1」30x15cm 墨,胡粉,顔料,和紙,イブキ
「Phantom bloom 1」30x15cm 墨,胡粉,顔料,和紙,イブキ
「Light leading to confort」91x71cm 墨,岩絵具,顔料,銀箔,和紙
「Light leading to confort」91x71cm 墨,岩絵具,顔料,銀箔,和紙

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