金和司 + 鈴木拓良 「Where Time Stands Still」N project

金和司 + 鈴木拓良 「Where Time Stands Still」N project

名称:金和司 + 鈴木拓良 「Where Time Stands Still」N project
会場:2024年11月22日(金)〜2024年12月19日(木)
会場:N project
開館時間:10:00 〜 17:00
   土曜日は11:00〜18:00
休館日:日曜日、祝日
入場料:無料
住所:〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5-8-8 2F
電話:06-6362-1038
URL:N project

金和 司 Mo City Flexologist, 2024年
金和 司 Mo City Flexologist, 2024年

N projectでは2024年11月22日(金)から12月19日(木)まで金和司、鈴木拓良による二人展「Where Time Stands Still」を開催いたします。
金和司と鈴木拓良はニューヨークのブルックリンにあるMATSUYAMA STUDIOでペインティングスタッフを務めながら、自身もアーティストとしてニューヨークを拠点に制作や発表を続けています。昨年9月にN projectで開催した5名のスタジオ所属アーティストによるグループ展「Field of Flux」を皮切りに、翌年には弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)での展示や作品収蔵など、日本国内での活動を広げてきました。この度の二人展がN projectでの2回目の展示となります。
金和司(1986年生)は愛知県に生まれ、2005年名古屋市立工芸高等学校デザイン科を卒業後、ニューヨークへ渡ります。グラフィティアートから出発し、ハウスやテクノなどの「Clubbing」やダンスパーティーに着想を得て、音楽と動き、そこに自身の経験が融合された絵画作品を発表しています。音楽から受けるインスピレーションが金和の作品には色濃く反映されています。
鈴木拓良(1996年生)は東京都出身、インディアナ大学ブルーミントン校絵画専攻(2019)、ワシントン大学セントルイス校視覚芸術専修(2021)を修了後、ニューヨークを拠点に活動しています。常にスマートフォンを通じてネット空間が身近にある現代社会において、デジタル技術の見せる空間と人体の五感が認知するリアルな空間は相反するものではなく、分かちがたく隣接する存在といえます。こうした現代のデジタル技術と人間の関係性にフォーカスし、この関係が今日の社会をどのように形成しているかを比喩的に描いた世界観を作品中に展開します。
本展は「Where Time Stands Still」(ときが止まる場所)と題し、「瞬間」と「永遠」という対極にある時間の概念を軸に、両アーティストがそれぞれの視点から空間と時間を探求した最新作を含む 15点を展示いたします。金和は、特定の場所における音と光が交叉する瞬間をキャンバスに描き、その刹那の記憶や感情といった個人の体験に紐づく情感を絵画表現として鑑賞者に提示します。鈴木は、デジタルと物質世界が共存する現代社会で、コミュニティにおける文化的規範といった普遍的なものと目まぐるしく変化する流行のような一過性のものが混成する境界を描写します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る