「川上澄生 描かれた婀娜なる和装美展」鹿沼市立川上澄生美術館

「川上澄生 描かれた婀娜なる和装美展」鹿沼市立川上澄生美術館

名称:「川上澄生 描かれた婀娜なる和装美展」鹿沼市立川上澄生美術館
会期:2024年11月23日(土)〜2025年3月30日(日)
会場:鹿沼市立川上澄生美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   1月13日、2月24日は開館
   12月28日〜1月4日、1月9日・14日、2月4日・12日・25日、3月21日は休館
入場料:一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生・小学生 100円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
主催:鹿沼市教育委員会、鹿沼市立川上澄生美術館
協力:真言宗智山派摩尼山延命院、常陸屋呉服店、藤貫株式会社 龍田屋
住所:〒322-0031栃木県鹿沼市睦町287-14
TEL:0289-62-8272
URL:鹿沼市立川上澄生美術館

「婀娜(あだ)」という言葉は、現代ではあまり使われなくなりましたが、女性の美しさを表現する際に主に用いられ、優美でしなやかな姿を意味します。この言葉には、艶やかさや色気そして控えめながらも強く印象に残る存在感といったニュアンスが含まれています。
川上澄生が描く女性像は、時代によって変化を見せています。昭和10年代までは、恋愛の対象となる女性を多く描いていましたが、それ以降は遊女や芸者風の女性が作品に多く登場します。特に、彼の代表的なテーマである南蛮文化や文明開化を題材にした作品群では、異文化との出会いと融合が生み出す独自の美意識が鮮明に表現されています。そこには、多様な人々の個性豊かな姿や、当時の風俗や文化が生き生きと描かれています。
本展覧会では、川上澄生が追い求めた「文化の交錯による新たな美意識の形成」に焦点を当て、特に「和装美」をテーマに彼の女性観を探求します。川上作品における和装の美しさと、そこに込められた婀娜な女性像をご堪能ください。

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