パウル・クレー展「創造をめぐる星座」愛知県美術館

パウル・クレー展「創造をめぐる星座」愛知県美術館

名称:パウル・クレー展「創造をめぐる星座」愛知県美術館
会期:2025年1月18日(土)~2025年3月16日(日)
会場:愛知県美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
   ※金曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日:月曜日、2月25日(火)
   ※ただし2月24日(月・振休)は開館
観覧料:一般 1,800円(1,600円)
   高校・大学生 1,200円(1,000円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は前売券および20名以上の団体料金です
   ※上記料金で本展会期中に限りコレクション展も観覧できます
   ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛護手帳)、特定医療費受給者証(指定難病)のいずれかをお持ちの方は、各券種の半額で観覧できます。また付き添いの方は、各種手帳(「第1種」もしくは「1級」)または特定医療費受給者証(指定難病)をお持ちの場合、いずれも1名まで各券種の半額で観覧できます。当日会場で各種手帳(ミライロID可)または特定医療費受給者証(指定難病)を提示してください。付き添いの方は美術館までお申し出ください
   ※学生・生徒の方は当日会場で学生証(生徒手帳)を要提示
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知 芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館

パウル・クレー《チュニスの赤い家と黄色い家》1914年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《チュニスの赤い家と黄色い家》1914年 パウル・クレー・センター

「この世では、私を理解することなど決してできない。なぜなら私は、死者たちだけでなく、未だ生まれざる者たちとも⼀緒に住んでいるのだから。」
パウル・クレーのこの言葉は、1920年にクレーの作品を売り出した画廊の販売戦略に用いられて、孤独に瞑想する芸術家としての彼のイメージを広めました。たしかにクレーの作品は謎めいているかもしれません。しかし、同じ時代を生きたほかの多くの前衛芸術家たちと同様に、クレーもまた、仲間たちと刺激を与え合ったり、夢を共有したりしながら、困難な時代を⽣き抜いたひとりの人間でした。
クレーは、人生の根源的な悲劇性と向き合いながら、線と色彩によって光を呼び起こし、抽象のなかに生命のエネルギーを描き出しました。その作品は、歴史的な文脈のなかに置かれることで、また新たな姿を見せることでしょう。本展では、スイスのパウル・クレー・センターとの学術協力のもと、クレーと交流のあった芸術家の作品との比較や、当時の貴重な資料の参照を通じて、多くの人や情報が構成する星座=コンステレーションのなかでクレーを捉え直し、その生涯にわたる創造の軌跡をたどります。

パウル・クレー《ハマメットのモティーフについて》1914年 バーゼル美術館
パウル・クレー《ハマメットのモティーフについて》1914年 バーゼル美術館
ロベール・ドローネー《街の窓》1912年 石橋財団アーティゾン美術館
ロベール・ドローネー《街の窓》1912年 石橋財団アーティゾン美術館
パウル・クレー《アフロディテの解剖学》1915年 宮城県美術館
パウル・クレー《アフロディテの解剖学》1915年 宮城県美術館
パウル・クレー《紫と黄色の運命の響きと二つの球》1916年 宮城県美術館
パウル・クレー《紫と黄色の運命の響きと二つの球》1916年 宮城県美術館
フランツ・マルク《冬のバイソン(赤いバイソン)》1913年 バーゼル美術館
フランツ・マルク《冬のバイソン(赤いバイソン)》1913年 バーゼル美術館
パウル・クレー《小道具の静物》1924年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《小道具の静物》1924年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《周辺に》1930年 バーゼル美術館
パウル・クレー《周辺に》1930年 バーゼル美術館
パウル・クレー《闘っているポップとロック》1930年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《闘っているポップとロック》1930年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《蛾の踊り》1923年 愛知県美術館
パウル・クレー《蛾の踊り》1923年 愛知県美術館
ヴァシリー・カンディンスキー《緑に向かって》1928年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
ヴァシリー・カンディンスキー《緑に向かって》1928年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
パウル・クレー《北方のフローラのハーモニー》1927年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
パウル・クレー《北方のフローラのハーモニー》1927年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
ルイ・モワイエ《アラビアのベリーダンス》1914-15年 ベルン美術館
ルイ・モワイエ《アラビアのベリーダンス》1914-15年 ベルン美術館
パウル・クレー《都市の境界》1926年 宇都宮美術館
パウル・クレー《都市の境界》1926年 宇都宮美術館
パウル・クレー《窓のあるコンポジション》1919年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《窓のあるコンポジション》1919年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《殉教者の頭部》1933年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
パウル・クレー《殉教者の頭部》1933年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
パウル・クレー《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》1923年 パウル・クレー・センター
パウル・クレー《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》1923年 パウル・クレー・センター
アウグスト・マッケ《明るい家(第1版)》1914年 ベルン美術館
アウグスト・マッケ《明るい家(第1版)》1914年 ベルン美術館

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