「没後80年 清水登之」栃木市立美術館

「没後80年 清水登之」栃木市立美術館

名称:「没後80年 清水登之」栃木市立美術館
会期:2025年1月11日(土)〜2025年3月20日(木)
会場:栃木市立美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館
入場料:一般・大学生・高校生 800円、中学生以下 無料
主催:栃木市教育委員会、栃木市立美術館
後援:朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、NHK宇都宮放送局、株式会社エフエム栃木、ケーブルテレビ栃木、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団
   芸術文化振興基金
住所:〒328-0016  栃木県栃木市入舟町7-26
TEL:0282-25-5300
URL:栃木市立美術館

1887(明治20)年、栃木県下都賀郡国府村大塚(現在の栃木市大塚町)に生まれた清水登之は、20歳で単身渡米し、さまざまな労働で生活の糧を得ながら美術を学びました。1917(大正6)年にニューヨークに移り、アート・スチューデンツ・リーグでは指導を受けたアメリカ美術界の重鎮ジョン・スローンから高く評価されています。1924年にパリに移り、同地を拠点にヨーロッパ各地を旅し、哀歓にあふれた庶民の暮らしをユーモラスに描きました。
1927(昭和2)年1月、20年間に及んだ外国生活を終えて帰国、故郷栃木に生きる人々の暮らしや、急速に変化する東京近郊の風景と生活を描いています。1932年には中国に渡って上海事変を取材、その後、中国各地や東南アジアで戦争に取材した作品を数多く制作しました。それらの作品にはいわゆる戦争記録画だけでなく、戦火に追われる民衆を描いた大作なども含まれています。1945年、疎開中の栃木の生家で愛息育夫の戦死の報せを受け、その年の12月に急病のため生家で死去しました。
本展覧会では20世紀前半の日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを舞台に活躍した画家の生涯と画業を約60点の作品により回顧します。また同一の主題による作品を複数制作していることに注目し、画家の日記等から判明する制作の事情を紹介します。

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