名称:企画展「近世堺の豪商 米屋甚兵衛の家業と文化」さかい利晶の杜
会期:2024年11月2日(土)~2025年1月13日(月・祝)
時間:9:00~18:00(最終入館17:30)
会場:さかい利晶の杜 2階 企画展示室
観覧料:大人300円 高校生200円 中学生以下無料
※「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券でご覧いただけます
※障がいのある方とその介助者、堺市内在住65歳以上の方は無料です
主催:堺市
住所:〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
TEL:072-260-4386
URL:さかい利晶の杜
堺宿院は、近世都市堺の商業の中心地でした。現在のさかい利晶の杜敷地内には、豪商米屋甚兵衛(こめやじんべえ)が店を構え、米甚(こめじん)の通称で酒造業を営んでいました。建物は80年前の昭和19(1944年)、第二次世界大戦下の建物疎開で取り壊されましたが、当館の観光案内展示室のジオラマ模型にその姿が再現されています。
堺市博物館は、戦災を免れた米屋甚兵衛の史料と書画を多数所蔵しています。本展では、ゆかりの地である宿院のさかい利晶の杜にそれらを展示し、米屋甚兵衛の家業と文化の一端をご紹介します。
華々しい中世都市堺に比べて、静かなイメージの近世都市堺ですが、そこには平和で安定した生活を営む町衆が暮らしていました。一攫千金の夢はなくても、多くの人たちが平安と繁栄を享受する成熟した社会が実現していました。米屋甚兵衛の家業と文化をとおして、近世都市堺の魅力に触れていただければ幸いです。
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