企画展「英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッドー植物画のおいたちー」高崎市美術館

企画展「英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッドー植物画のおいたちー」高崎市美術館

名称:企画展「英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッドー植物画のおいたちー」高崎市美術館
会期:2025年1月18日(土曜日)~3月20日(木曜日・祝日)
会場:高崎市美術館
休館日:月曜日 1月20日(月曜日)・27日(月曜日)、2月3日(月曜日)・10日(月曜日)・12日(水曜日)・17日(月曜日)・25日(火曜日)、3月3日(月曜日)・10日(月曜日)・17日(月曜日)
観覧料:一般:600(500)円
   大学・高校生:300(250)円
   ※( )内は20名以上の団体割引料金
主催:高崎市美術館
協力:フィスカース ジャパン株式会社
後援:ブリティッシュ・カウンシル
企画協力:株式会社ブレーントラスト
住所:〒370-0849群馬県 高崎市八島町110-27
TEL:027-324-6125
URL:高崎市美術館

ウェッジウッド《蓋付き深皿(クイーンズウェア)》1765年-95年頃
ウェッジウッド《蓋付き深皿(クイーンズウェア)》1765年-95年頃

 18-19世紀の英国は、芸術と科学のかつてない隆盛をみます。なかでも植物学と陶磁器の発達は目覚ましく、人々の教養と生活の質向上に寄与して「啓蒙時代」の象徴となりました。
 1760年に即位したジョージ3世とシャーロット王妃は世界各地の植物収集や国内の庭園整備を支援し、王室と植物学との繋がりを深めました。当時アメリカ大陸や東アジアからもたらされたエキゾチック(外来)な植物は植物学者のみならず多くの植物愛好家の関心をひき、植物学から派生した植物画(ボタニカルアート)が人気を集めました。
 シャーロット王妃は陶磁器産業の発達にも貢献しました。1759年に創業したウェッジウッド社は王妃から「クイーンズウェア」の称号が与えられ、世界屈指の陶磁器メーカーとしての地位を確立します。市民にも手の届く製品を生み出した同社の製品は、上流階級から中産階級まで幅広い層に愛好され、現在も高い人気を誇ります。
 本展覧会では、ボタニカルアートを代表する植物図鑑『カーティス・ボタニカル・マガジン』を中心とした植物画の優品と、ウェッジウッドほか英国陶磁器の名品を紹介します。

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