名称:「輪島塗加飾「沈金」の世界」神戸阪急
会期:2025年2月12日(水)〜18日(火)
会場:新館7階 美術画廊 ※催し最終日は午後5時終了
住所:〒651-8511 神戸市中央区小野柄通8丁目1番8号
TEL:078-221-4181(代表)
URL:神戸阪急
漆器の産地で、“沈金”という技法が残っているのは輪島のみとなりました。沈金とは、美しく塗り上げられた漆器の表面に、特殊な鉄のノミで彫りを入れ、その溝の中に金を沈めて模様を施していく技法。文字通り、“沈める金”が“沈金”です。輪島塗のもうひとつの加飾技法である蒔絵は、職人が筆を用いて模様を描いていくのに対し、沈金はノミで彫っていくので、規則正しく繊細に仕上がることが特徴です。今回ご紹介する前田安孝はその沈金の技法の中でも、より細かく、そして人間が理想とする世界をモチーフにしてきた作家です。どこか優雅で少し抽象的な世界観をお楽しみください。作家も来店。沈金に関して、丁寧にご説明させていただきます。
PROFILE
前田 安孝(まえだ やすたか)
1958年、石川県輪島市に生まれる。
1976年、石川県立輪島実業高校インテリア科 卒業。三谷吾一氏に師事。
1981年、石川現代工芸美術家協会会員。
1983年、日本現代工芸美術家協会会員。
日展 入選多数、日本現代工芸美術展 入選多数、その他受賞多数。
日本国内でも個展や実演を多数開催。
シンガポール、アメリカ合衆国、マルタ共和国など、海外でも個展を開催。
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