名称:「片桐石州の茶 武家の正統」根津美術館
会期:2025年2月22日(土)〜2025年3月30日(日)
会場:根津美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
2月24日は開館
2月25日は休館
入場料:オンライン日時指定:一般 1500円、学生 1200円 / 当日券:一般 1600円、学生 1300円
住所:〒107-0062東京都港区南青山6-5-1
TEL:03-3400-2536
URL:根津美術館
片桐石州(1605~73、貞昌、石見守、三叔宗関)は大和国小泉藩第2代藩主であり、武家を中心に広まった茶道・石州流の祖です。千利休の実子である千道安(せん どうあん・1546~1607)から茶の湯を学んだ桑山宗仙(くわやま そうせん・1560~1632、左近)の晩年の弟子であり、利休流の侘び茶を基としました。一方で、大名らしい厳かな茶会を開き、古田織部、小堀遠州に続いて、武家茶道の地位を確立します。
石州の茶は江戸時代を通して大名や武家に広く浸透し、幕府の数寄屋坊主(すきやぼうず)を輩出することとなります。石州流の茶こそ、徳川政権下における武家の正統と言えるでしょう。
本展覧会は、茶道史上に極めて重要な位置を占めながらも、これまで注目されることが少なかった石州と石州流の茶の湯を顕彰するものです。
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