「Takashimaya Art re–Axis 2025」日本橋高島屋S.C.(本館)

畑山 太志《環をくぐる》45.5×53.0cm / キャンバス、アクリル

名称:「Takashimaya Art re–Axis 2025」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2025年1月29日(水)→2月3日(月)
会場:本館6階 美術画廊
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

永沢 碧衣《Silent Flow》50.0×72.7cm / キャンバス、アクリルガッシュ、岩絵具、胡粉、熊膠
永沢 碧衣《Silent Flow》50.0×72.7cm / キャンバス、アクリルガッシュ、岩絵具、胡粉、熊膠

出品作家
 影山 萌子/近藤 亜樹/島崎 良平/永沢 碧衣/西久松 綾/畑山 太志
 福田 季生/三鑰彩音/ムシャムシャ/村上 早/山部 杏奈/渡邉 康太
■出品作家によるギャラリートーク: 2月1日(土) 午後3時より
このたび日本橋高島屋S.C.では、40歳以下の絵画、版画など平面作品を制作する作家による「Takashimaya Art re–Axis 2025」を開催いたします。本展は、髙島屋美術部が今後一緒に歩み、次の世代の中心となって活躍されると期待する作家を採り上げ、それぞれに独自の世界を表現していただく5年毎に開催してきたシリーズ企画「美の予感」展を継承するものです。タイトルにあらわした「re-Axis」とは、髙島屋美術部として歴史を重ねる中で固定化されてきた軸を改めて見つめ直す、または新たな方向性を見い出すという意味を込めた造語です。
2020年代はパンデミックからはじまり、日常の暮らしや働き方等に大きな変化を強いられることになりました。世界中であらゆる動きが静止し、再び動きはじめた時、その鬱屈とした反動は国内の美術マーケットにもおよび、市場偏重の歪な価値転換へと陥りました。束の間の熱狂は程なく冷めましたが、その潮流の勢いによる影響は大きく、一部では今なお抜け出せない状況も垣間見えます。多様化、そしてサスティナブルな世界をと叫ばれる一方で、様々な社会規範が強まり、相互監視から他者に対する排斥は個人間から国家間まで様々なレベルで生じています。
その世相とは裏腹に、イントレランス(不寛容)な世の中で、現代のアーティストは自身の立ち位置をしっかりと持ち合わせ、作品を通して私たちにレジリエンス(困難な状況を乗り越え、逆境のなかで自らを立て直す能力)を示し得る存在でもあります。今回は、12名の作家による展観となります。この機会にぜひともご覧くださいますよう、ご案内申しあげます。

影山 萌子《遭難 2》72.7×91.0cm / キャンバス、油彩
影山 萌子《遭難 2》72.7×91.0cm / キャンバス、油彩
近藤 亜樹《You Got Me》53.4×46.0cm / キャンバス、アクリル
近藤 亜樹《You Got Me》53.4×46.0cm / キャンバス、アクリル
三鑰 彩音《かんろの頃に》80.3×80.3cm / 雲肌麻紙、岩絵の具、水干絵具
三鑰 彩音《かんろの頃に》80.3×80.3cm / 雲肌麻紙、岩絵の具、水干絵具
畑山 太志《環をくぐる》45.5×53.0cm / キャンバス、アクリル
畑山 太志《環をくぐる》45.5×53.0cm / キャンバス、アクリル

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