「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館

「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館

名称:「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館
会期:2025年2月1日(土)〜2025年2月16日(日)
会場:横浜本牧絵画館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:2月4日・12日は休館
入場料:500円
住所:〒231-0822神奈川県横浜市中区本牧元町40-7
TEL:045-629-1150
URL:横浜本牧絵画館

「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館
「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館

今日、「ドローイング」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、見えるまま実際に存在するものを写し取るデッサン、短時間で形や動勢を把握するクロッキー、アイデアや関心事のメモに近いスケッチなど、「作品以前」のもの、あるいは精々その延長線上にあるものでしょうか。もちろんそういったものもドローイング(線描画)には違いないのですが、本展の「DROWING」は、線描による絵画作品そのものの制作を指しています。
「油絵至上主義」とは言わないまでも、多くの公募展、一流と言われる画廊、そして大きな美術展でも、依然油絵が多いように見受けられます。一方、美大の学生に油彩画をやる人はごく少数、今や画材消費者の大宗を占めるシニアには水彩、色鉛筆が人気…とも言われます。こうした昨今の美術世相を重ね合わせてみれば、鉛筆で本格的作品を描き出す磯崎・富山両氏の試みはまさに時宜にあったものと言えるのではないでしょうか。

「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館
「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」横浜本牧絵画館

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