2025年春の企画展「錦絵に見る幕末の世相」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

2025年春の企画展「錦絵に見る幕末の世相」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

名称:2025年春の企画展「錦絵に見る幕末の世相」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
会期:2025年1月22日(水) 〜 2025年5月11日(日)
会場:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
料金:大人:900円(800円)
   高校・大学生:500円(400円)
   小中学生:300円(200円)
   ※()内は20名以上の団体料金
   ※友の会会員の方は無料(会員証をご提示ください)
住所:〒605-0861京都市東山区清閑寺霊山町1
TEL:075-531-3773
URL:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

本展では、幕末・明治維新の事件や、明治期以降に起きた戦争を題材とした浮世絵「錦絵」を取り上げます。
浮世絵といえば鈴木春信や喜多川歌麿などの優雅な美人画や、葛飾北斎や歌川広重の東海道五十三次などの風景画が有名です。その格調の高さや装飾性は世界に誇れる日本の代表的な美術であると言ってもいいでしょう。
そんな浮世絵の中でも、江戸中期から幕末・明治維新、その後の西南戦争や日清戦争・日露戦争等を描いたものは、その野卑で極彩色の騒がしい色使いもあって「錦絵」と呼ばれました。当時の人々は、新しい時代への期待と次々と起こる事件への興味から錦絵を買い求めました。
錦絵は後年になって描かれたものも多く、ダイナミックな構図が特徴的。事件の推移や状況・風俗などは史実と異なり、誇張も多々あります。ただ、まだ報道写真が一般的でなかった当時、錦絵は出版された時代の背景を映し出す鏡でもありました。錦絵を見ていると、急速に近代国家へと変貌していく日本社会の慌ただしい足音が聞こえてくるようです。
さまざまな錦絵を通じて、幕末・明治期当時の空気感や世相を感じてみてください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「異端の奇才――ビアズリー」三菱一号館美術館
  2. 特別展「宇和海のくらしと景観」愛媛県歴史文化博物館
  3. 「平櫛田中邸の記憶 第四章 おとこざかりは百から」小平市平櫛田中彫刻美術館
ページ上部へ戻る