
名称:冬期企画展 ─ものづくりの街 さやま─「収蔵品展 狭山市の人形」狭山市立博物館
会期:2025年1月18日(土)〜2月23日(日)
会場:狭山市立博物館
開館時間:9:00-17:00(最終入場16:30)
料金:一 般:150円(100円)
高大生:100円(60円)
中学生以下:無料
※1.( )内は20名以上の団体料金
※2.各種障がい者手帳提示で本人と付添1名まで無料
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)
住所:〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
TEL:04-2955-3804
URL:狭山市立博物館

日本における人形の歴史は縄文時代の土偶にまで遡り、信仰の対象としてつくられはじめたとされます。不思議な力を持つと信じられ、ときには身代わりとしても使われた一方で、玩具としての人形も1000年以上前から存在していました。これらが江戸時代になると節句の行事と結びつき、やがて雛人形や五月人形がつくられるようになります。現在、日本人形は国内外で美術品や工芸品として高く評価され、とりわけ埼玉県は岩槻、鴻巣、越谷を筆頭に日本最大の人形生産地として知られています。狭山市も浅草橋で修行した小澤雛屋(現・狭山清玉)を師とする人形店が立ち並び、最盛期には職人の家が20軒ほど存在しました。
今回は、収蔵品の中から狭山市内にあった人形店「川島屋」や「岡野人形店」のものをはじめとする、選りすぐりの人形たちを大公開します。また、奥富公民館で開催される「奥富ひなまつり」より、段飾りと吊るし雛の特別展示もあります。人形の文化や人形づくりを通し、「ものづくりの街さやま」をご案内します。
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