入江泰吉「1970年代の奈良」入江泰吉記念奈良市写真美術館

「山の辺の道崇神陵付近 しだれ桜」撮影年:1975年4月

名称:入江泰吉「1970年代の奈良」入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期:2025年2月1日(土)~2025年3月30日(日)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、2月12(水)、2月25(火)、3月21(金)
   ※但し、2月24日(月)は開館
観覧料:一般 500円
    高校・大学生 200円
    小・中学生 100円
    団体(20名以上)2割引
    ※毎週土曜日、小・中・高校生無料
    ※障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料
    ※奈良市在住の70歳以上の方無料
住所:〒630-8301奈良県奈良市高畑町600-1
TEL:0742-22-9811
URL:入江泰吉記念奈良市写真美術館

「東大寺大湯屋早春」撮影年:1973年ごろ
「東大寺大湯屋早春」撮影年:1973年ごろ

1970年11月、入江泰吉は初の本格的なカラー写真集『古色大和路』を出版しました。この作品は大きな成功を収め、入江にとって新たな挑戦への確かな手ごたえとなりました。彼は古寺風物に留まらず、万葉の風景にも目を向けて精力的に取り組み始めました。
これらの歴史を意識した写真群は、『萬葉大和路』(1974年)や『花大和』(1976年)といった写真集に結実し、1976年には第24回菊池寛賞を受賞しました。受賞理由は、写真集『古色大和路』、『萬葉大和路』、『花大和』の三部作品が「古都奈良の社寺と自然を見事な写真芸術に仕上げた色彩美」として高く評価されたのです。
今回の展示では、移ろいゆく風景の中に大和の歴史美を表現するため、入江が心血を注いだ作品29点を厳選して紹介します。表現の円熟味が増した入江の大和路への思いに触れていただければ幸いです。

「手白香皇女陵雪日」撮影年:1975年2月
「手白香皇女陵雪日」撮影年:1975年2月
「陽春法隆寺遠望」撮影年:1973年4月
「陽春法隆寺遠望」撮影年:1973年4月
「山田寺跡晩照」撮影年:1974年ごろ
「山田寺跡晩照」撮影年:1974年ごろ
「崇神天皇陵より二上山」撮影年:1972年頃
「崇神天皇陵より二上山」撮影年:1972年頃
「山の辺の道崇神陵付近 しだれ桜」撮影年:1975年4月
「山の辺の道崇神陵付近 しだれ桜」撮影年:1975年4月

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