
名称:「究極の国宝 大鎧展~日本の工芸技術の粋を集めた甲冑の美の世界~」春日大社国宝殿
会期:2025年7月5日(土)〜9月7日(日)
会場:春日大社 国宝殿
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
住所:〒630-8212奈良県奈良市春日野町160
TEL:0742-22-7788
URL:春日大社国宝殿

本展では、“現存甲冑の双璧”とも称される、春日大社の国宝《赤糸威大鎧(竹虎雀飾)》と、櫛引八幡宮(青森県八戸市)の国宝《赤糸威大鎧(菊一文字)》を、史上初めて並列で展示。また、国宝に指定された甲冑類の半数が一堂に会する、これまでに無い大規模な展覧会です。
日本の甲冑は大鎧(おおよろい)、胴丸(どうまる)、腹巻(はらまき)、当世具足(とうせいぐそく)などの様式があり、これらは金工、漆工、染織など複数の分野にまたがる工芸作品の集合体で、日本人の工芸技術の高さ、そして美意識をあらわした総合芸術ととらえることができます。
本展では、大鎧の成立や、春日大社と大鎧の製作者である奈良甲冑師との関わり、江戸時代中期から昭和初期に春日大社の大鎧の模造が作られた歴史を踏まえながら、日本の総合芸術の粋といえる大鎧の魅力を探ります。


コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。