
名称:「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある(福岡展)」福岡市博物館
会期:2025年2月8日(土)〜4月6日(日)
会場:福岡市博物館
観覧料金:当日一般1,600円ほか
休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日
住所:〒814-0001福岡市早良区百道浜3丁目1-1
TEL:092-845-5011・FAX:092-845-5019
URL:福岡市博物館

約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介する。
さらに、2022年夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつである。
柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会だ。

![[上から]緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸 1931年頃/流描皿 河井寛次郎 京都 1927-28年頃/藍鉄絵紅茶器 濱田庄司 栃木 1935年頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2025/02/2-34.jpg)
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